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シーンの頭出しが超ラク!! ソニーがBDレコを総入れ替え!

2012年09月18日 13時10分更新

文● ASCII.jp編集部

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外観も大きく変わったソニー「BDZ」シリーズ(写真はBDZ-ET2000)

外観も大きく変わったソニー「BDZ」シリーズ(写真はBDZ-ET2000)

 ソニーがBlu-ray Discレコーダーのラインナップを刷新し、全7機種を投入すると発表した。すべて10月13日発売の予定。ラインナップと予想実売価格は以下のとおり。

3チューナーモデル
型番 BDZ-EX3000 BDZ-ET2000 BDZ-ET1000
HDD 3TB 2TB 1TB
無線LAN 内蔵
予想実売価格 30万円前後 13万円前後 11万円前後
2チューナーモデル 1チューナーモデル
型番 BDZ-EW2000 BDZ-EW1000 BDZ-EW500 BDZ-E500
HDD 2TB 1TB 500GB 500GB
無線LAN アダプター対応 非対応
予想実売価格 10万5000円前後 8万5000円前後 7万円前後 6万円前後

番組内容が見出しでわかる&すぐ頭出しできる

下から上にかけて広がっていく新デザインを採用する

下から上にかけて広がっていく新デザインを採用する

 全モデル共通の新機能としては、録画済みのテレビ番組の付加情報(メタデータ)をネット経由で内蔵HDDにダウンロードできるようになった点。具体的には出演者と内容に加え、番組内のコーナーの見出しやCMの位置情報、番組で紹介されたお店、番組で紹介された商品などの情報がダウンロードできる。データをHDDに保存するため、一旦ダウンロードしたデータの閲覧は素早く行なえる。

「もくじ」機能の画面。テレビを見ながらリストを参照できる

リモコンの「コーナー目次」ボタンを押すことで、番組データがHDDにダウンロードされる

リモコンの「コーナー目次」ボタンを押すことで、番組データがHDDにダウンロードされる

 位置情報は「もくじ」という形で提供され、コーナー名などを選択することでそのシーンの頭出しをする「もくじでジャンプ」機能を搭載。これらのデータはPTPの「SPIDER」なども利用するエム・データ社が提供し、関東と東海(静岡県を除く)、関西(一部番組を除く)とその他地域のキー局(東名阪の約7割)の番組をカバーする。

 なお、似た機能としてパナソニックの「DIGA」が採用する「ミモーラ」があるが、ミモーラは有料(315円)なのに対して、ソニーの情報ダウンロードは無料で利用できる。

 また、外付けHDDへの録画機能が強化。おまかせ・まる録で外付けHDDへの録画が可能になったほか、外付けHDDへ録画した番組をDLNAで別の機器で再生できるようになった。加えて、従来は最大2TBまでのHDDしか対応していなかったが、新機種では3TBまでの大容量HDDに対応した。

 録画した番組の検索機能も強化された。まず、リモコンに「録画リスト」ボタンが追加され、1アクションで録画リストが表示されるようになった。また、ジャンルやキーワードのほか、人名での検索も可能になった。

スマホやタブレットとのネットワーク連携機能が強化

ネットワーク経由でおでかけ転送が可能になった

ネットワーク経由でおでかけ転送が可能になった

 無線LAN内蔵または対応のモデルはワイヤレスでのおでかけ転送に対応。対応機器はXperia TabletとSony Tablet(アップデートで対応予定)で、番組を転送するには事前にAndroid用アプリ「RECOPLA」(無料、10月12日にアップデート対応)を導入しておく必要がある。今後発売される「Xperia」(スマートフォン)も対応するという。ただし、おかえり転送はできない。

 なお、アップデートしたRECOPLAでは、上述のもくじ機能の参照及び頭出しが可能になる(Sony TabletはSシリーズのみ)。これは新機種との組み合わせだけでなく、RECOPLAに対応する従来のBDレコーダーや一部のBRAVIAでも利用可能になるという。

シングルチューナーモデルの「BDZ-E500」ブラックのモデル以外にホワイトカラーのモデルを用意する

シングルチューナーモデルの「BDZ-E500」ブラックのモデル以外にホワイトカラーのモデルを用意する

ネットワークの設定画面。図入りでわかりやすくなった

ネットワークの設定画面。図入りでわかりやすくなった

 全モデルとも有線LAN端子を装備しており、DLNAサーバー機能にも対応する(BDZ-EX3000/ET2000/ET1000以外は2013年春頃にファームウェアアップデートで対応予定)。ネットワークの設定についても図解や操作ガイドが追加され、初心者にもわかりやすくなっている。

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