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1万円強に戻った! 激安・爆速・超大容量の3TB HDD 第3回

録画もバンバンできちゃう!? 3TB HDD外付け活用術

2012年09月12日 12時00分更新

文● 外村克也(タトラエディット)

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接続インターフェースはUSB 3.0にすべし!

ラトックシステムのオンラインショップでは、RS-EC32PE-U3RにUSB 3.0拡張カード「REX-PEU3X」を付属したセットを販売している。直販価格は9980円だ

ラトックシステムのオンラインショップでは、RS-EC32PE-U3RにUSB 3.0拡張カード「REX-PEU3X」を付属したセットを販売している。直販価格は9980円だ

 3TB HDDをPCにつないで外付けのデータドライブとして使うならUSB 3.0対応のケースの使用がおすすめだ。理論上では、USB 2.0の約10倍高速で、大容量のデータ転送を短時間で終えられる。

 とはいうものの、実際にはどれくらい違うのかベンチマークソフトの「CrystalDiskMark」で計測してみた。

左はUSB2.0接続時、右はUSB3.0接続時。HDDはともにSeageteの「ST300DM001」を使用

 10倍、とまではいかないまでも、USB 3.0は4倍強の速度が出ている。SATA接続時と遜色ないスピードだ。もし、PCでデータドライブとして利用するのであれば、いつでも取り外しができる外付けドライブで運用するのは大アリだと思う。

 とはいえ、まだまだUSB 3.0は対応機器も少ない状況。デスクトップPCでの利用であれば、この機会にPCI Expressの拡張カードを追加してでも USB 3.0にしておきたいところだ。

マイドキュメントやiTunesの音楽データなど
どんどん外付けHDDに移動しよう!

 大容量の外付けドライブを増設したなら、普段のデータ保存も内蔵ストレージから外付けに移しておくといい。Windows 7では、マイドキュメントやマイピクチャなどのフォルダーは、ユーザーフォルダーの各アイコンを右クリックすることで保存場所を変えられる。

ユーザーフォルダーを右クリックして「プロパティ」を選択

ユーザーフォルダーを右クリックして「プロパティ」を選択

「場所」タブから「移動」をクリックして外付けドライブを指定し「OK」を押す。すると、ローカルドライブに保存されていたデータが移動し、以後は外付けドライブに保存されるようになる

「場所」タブから「移動」をクリックして外付けドライブを指定し「OK」を押す。すると、ローカルドライブに保存されていたデータが移動し、以後は外付けドライブに保存されるようになる

 iTunesを音楽プレーヤーとして利用している際は、データを別のドライブへ移す際にちょっとしたコツが必要だ。手順については下記を参照してほしい。

iTunesのデータフォルダー(通常はライブラリの「ミュージック」内にある「iTunes」フォルダー)をまるごと外付けHDDにコピーする

iTunesのデータフォルダー(通常はライブラリの「ミュージック」内にある「iTunes」フォルダー)をまるごと外付けHDDにコピーする

iTunesを「Shift」キーを押しながら起動する

iTunesを「Shift」キーを押しながら起動する

この画面が表示されるので「ライブラリを選択」をクリックする

この画面が表示されるので「ライブラリを選択」をクリックする

外付けHDDにコピーした「iTunes」フォルダー内にある「iTunes Library」を指定する。以後はiTunesを起動すると、外付けドライブにあるデータを参照するようになる。動作を確認できれば、元のiTunesフォルダーは消してかまわない

外付けHDDにコピーした「iTunes」フォルダー内にある「iTunes Library」を指定する。以後はiTunesを起動すると、外付けドライブにあるデータを参照するようになる。動作を確認できれば、元のiTunesフォルダーは消してかまわない

 iTunesのドライブをこうした手順で写真や動画・音楽など大容量のデータを外付けドライブに移動しておけば、ローカルドライブが身軽になる。OSを再インストールするときのバックアップ時間を短縮できるなどいいことずくめだ。

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