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“踊ってみた”の歴史にひとつの区切り

全曲レポ!! 写真で振り返る「愛川こずえ」DANCEROID卒業

2012年09月12日 15時00分更新

文● 広田稔(@kawauso3

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メンバーからの「贈る言葉」に全観客が泣いた!!

20. メルティングスノウマンズラブソング(アンコール1曲目)

一向に弱まらないアンコールの声に応えて、Tシャツに着替えたメンバーが再びステージに。即、アンコール1曲目の「メルティングスノウマンズラブソング」を踊る

 アンコールを踊り終えると、バックのLEDに桜の映像が映し出される。

「アンコールありがとうございます。もう少しだけ踊らせていただきたいんですけど……」

 声を詰まらせるいとくとらさん。即座に会場から飛んでくる「がんばれー!!」という声援に続けて、「その前にこずえちゃんの卒業式をさせていただきたいと思います。みなさんよかったら見守っていてください」と語りかける。BGMはインスト版の「歌に形はないけれど」だ。

メンバーからの「贈る言葉」柚姫さん

「人気者のこずこずだから、忙しかったり、たくさん考えることもあって大変なことをしてきたでしょう。覚えているか分からないけど、DANCEROIDオーディション三次審査のときにすごくこずこずに救われたんだよ。力が抜けてへなへなとなった、私を一番に危惧してくれたのがこずこずでした」(柚姫さん)

「今日でこずこずはダンスロイドを卒業となりますが、終わりでもあり、始まりでもあります。約2年間一緒に踊れて、喜怒哀楽を共有できてうれしかったです。ありがとうございました」(柚姫さん)

メンバーからの「贈る言葉」まぁむさん

「こずこず、このたびは卒業おめでとう。正直これを書いてる今、こずこずがDANCEROIDからいなくなってしまうとは思えません」(まぁむさん)

「思えば4人になってから周りの環境もくるくると変化し、ときには大変なことやつらいこともありましたよね。こずこず個人の活動でも苦労したことがあったかと思います。こずこずが今よりももっとずっと輝けますように」(まぁむさん)

メンバーからの「贈る言葉」いとくとらさん

「正直まだ実感がわいていません。こずえちゃんとはDANCEROIDを結成してきた当初から一緒に活動してきて、楽しいこととか、つらいことを一緒に経験してきました。こずえちゃんは人一倍繊細なので、もしかしたらつらいことのほうが多かったのかもしれません。それでも今まで一緒に一気のメンバーとして一緒にやってきてくれて私は本当に心強かった」(いとくとらさん)

「今となってみればこずえちゃんの卒業はこずえちゃんにとっても、DANCEROIDにとっても大きな一歩につながるものだと思えるようになりました。だからやっとこずえちゃんに卒業おめでとうと言おうと思いました」(いくとくらさん)

「これを読み終えたら、卒業がもうすぐそこなんだと思うと、やっぱり悲しい気持ちになりますが、いつまでもくよくよはしていられません。こずえちゃんの更なる活躍、健康を祈り贈る言葉とさせていただきます。本当に今までありがとう」(いくとくらさん)

こずえさんから、メンバーへの感謝の言葉

「遅刻をしたりして、いろんな迷惑をかけまくって、本当にごめんなさい。それでもこんな私を許してくれて、時には本気で怒ってくれて、私にとってメンバーは本当の家族みたいでした。私は口べただから、ごめんなさいとかありがとうが言えないことがあったかと思います。でもそんな私をわかってくれて、今まで一緒にいてくれたことを本当に感謝しています」(こずえさん)

「今思うとDANCEROIDが4人になってから、本当に笑ったなと思います。4人でいるとどんなくだらないこともおかしくてたまらなかったです。一番最近で面白かったのは、事務所からのDANCEROIDINGが終わった後の帰り道、最寄り駅まで向かった帰り道、人の少ない地下でやったバイオハザードごっこ。元ネタがわからない私でもめちゃくちゃ面白くて、今でもたまに思い出して笑っちゃいます」――感動のシーンでも、ユーモアを混ぜてくるのがこずえさんらしい。

つい先日9月8、9日、マカオで「マカオ同人節8」に出演した際も、3人でバイオハザードごっこをやっていた模様です

「ただの動画投稿をしていた女子高生が、今こんなにすてきなステージで、すてきなメンバーと、すてきなファンに囲まれてこうやってできているのも、ファンの方々のおかげです。私にとってファンの方々は宝物です、これからもファンの方々にニコニコをとどけられるようにがんばります」(こずえさん)

 最後にいとくとらさんに手紙を渡して、固く抱き合ったメンバーたち。「みなさん卒業式を最後まで見守ってくれてありがとうございます。最後に4人で踊って盛り上がって終わりたいと思います!」と、アンコール2曲目の「ルカルカ★ナイトフィーバー」に突入した。

21. ルカルカ★ナイトフィーバー(アンコール2曲目)

アンコール2曲目は、2回目のルカルカ★ナイトフィーバー。これが本当のラストダンスになった

LED、ケミカルライト、生放送のコメント……すべてがピンクに包まれていく

踊り終えた後、こずえさんに花束を渡して抱き合う4人。「MTP」名義で数々の振り付けを担当し、陰からDANCEROIDを支えてきたYumiko先生もサプライズで登場した

ユニフォームをステージに置き「DANCEROIDとしての愛川こずえ、完全燃焼しました。ありがとうございました!」とステージを去る。「おめでとうー!!」、「ありがとうー!!」の声が止まない

 こずえさんの卒業と同時に発表されたのが、第3期DANCEROIDのオーディションだ。暗闇のなか、いきなりムービーが始まり、過去のPVがLEDに流される。現メンバーの後ろに、DANCEROIDのユニフォームを着た女の子が6人登場。「新メンバーの発表か?」と思いきや、なんと「現メンバーも含めてオーディションをする」という!

 「私がいる限りDANCEROIDを終わらせないと言ってましたが、ファンの方々がすごく優しいから少しだけ甘えていた部分もあるかと思います。こずえちゃんが決意した分、私たちも期待されるだけでなく、もっともっと自分たちで大きくなれるように変わっていかなければいけないと思いました。そこで現メンバーの私たちもオーディションに参加することにしました」(いとくとらさん)

DANCEROIDは現メンバーも含めて「再オーディション」が決定。あまりに突然のことに、会場も生放送も「えええええ」と声を上げてあっけにとられる

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