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電アスレース部、鈴鹿50周年イベントでメロメロ

祝! 鈴鹿サーキット50周年の歴史を現地で見てきた

2012年09月13日 18時00分更新

文● 末岡大祐、YK3/電アスレース部

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F1といえば、ゲームですよ
ステアリングコントローラーで「F1 2012」を堪能

 さて、鈴鹿と言えばF1。F1と言えば「F1 2012」ですが(ちょっと強引?)、会場の一角にコードマスターズがブースを構え、プレイアブル出展していました。ブースをのぞいてみると、ステアリングコントローラーが設置されていて、F1ドライバーになりきれそうな雰囲気。そういえば、これまでも体験版を触りましたが、PS3純正のワイヤレスコントローラーでのプレイだったので、ステアリングコントローラーでは初めてです。

 早速プレイさせてもらいましたが、専用シートにステアリングの組み合わせはやはり最強ですね。アナログスティックでの微調整がやや苦手な私なので、ステアリングだと微妙な角度のコーナリングができて思い通りのドライビングができます。エンジン音もよりリアルになっているのも雰囲気を盛り上げてくれるのでグッド。あと気がついちゃったんですけど、DRSやKERSを使う時はステアリングについているボタンを操作するので、何気に本物っぽいんですよね。ああ、家にこの環境欲しいなー。どこに置くんだって嫁に怒られそうですが。

 あと、鈴鹿サーキットに来て鈴鹿のコースをゲームで走るというのも、なんとも面白い感じです。しかもたった今、リアルF1マシンの走行を見てきたばかりだったので、一層の没入感が味わえました。

来月も鈴鹿に行くぞ!
今シーズンを左右するF1日本GPへの期待

 そして、1ヵ月足らずで本物のF1グランプリが開催されるわけですが、昨年のベッテル独走とは打って変わって前半戦は優勝者が毎回変わるという大混戦。そんな中アロンソが頭1つ抜けたかと思いきやベルギーGPではクラッシュに巻き込まれ、まさかの今季初ノーポイント。ベッテルがじわりと差を詰めてくるなど、まだ全然わからない状態です。優勝すれば25ポイント入るわけですから、ベルギー終了時で残り8戦ということで、6位のジェンソン・バトンくらいまで(トップと63ポイント差)は十分射程圏内と言えます。

去年は大人数で見に行きましたが、今年は筆者とスエオカのみになる予定

 何となくですが、鈴鹿での成績がターニングポイントになりそうな気がするんですよね。あとで振り返ってみると「鈴鹿で優勝してから流れが変わったね」みたいな。毎年後半のタイトル争いが激化する頃に鈴鹿があるので、それだけ影響力というかその後の展開に影を落とすみたいなイメージがあります。

 でも、やっぱり日本GPということで小林可夢偉にはがんばってもらいたい。今シーズンは不運続きで、見ている方も悔しくて仕方ないのですが、この鈴鹿ではそれをすべて跳ね返してぜひ表彰台に上ってほしい! 母国ブーストもかかると思いますし、マシンも決して悪くはないと思っているので、行けるんじゃないかと思います。

とにかく、人の多さに圧倒される。「こんなにF1ファン、モータースポーツファンがいたんだ!」と、うれしくなる

可夢偉選手の活躍は当然ながら期待。今年はこの寿司も食べたい

 見どころとして、今年の初めに西コースの再舗装工事が行なわれた関係で、トータルの路面の摩擦係数(ミュー)が昨年よりもアップしています。コーナリングがよくなる反面、タイヤへの負担がこれまで以上に大きくなるためタイヤ交換戦略が鍵となってくると思います。交換の回数はできるだけ少なくしたいが、無理をして引っ張った結果スピン・コースアウト、なんていうシーンも結構あるんじゃないでしょうか。それが劇的なドラマを生むことがしばしばあるので、注目してみてください。

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