バックアップでiOS 6の準備を
OSのメジャーアップデートとなれば、やるべきことは「システムのバックアップ」。iCloudの利用が前提となったiOS 5以降、パソコンにケーブルで接続することが必須ではなくなり、定期的に自動バックアップさせることも容易になったが、それには一定の条件を満たさなければならない。「気付けば半年近くバックアップしていない」というユーザーも少なくないのではないか。アップデート後も同じ状態/同じアプリを使いたければ、面倒がらずにバックアップを済ませておこう。
パソコンへバックアップ
この方法は、詳しい説明は不要だろう。まずは、DockケーブルでパソコンとiOSデバイスをつなぎ、iTunesのデバイス欄で該当機種をクリック。設定画面の「概要」タブにあるバックアップ欄で「このコンピュータにバックアップを作成」を選択したうえで、画面右下の「適用」ボタンをクリックして同期を開始すればいい。
なお、iCloudバックアップを有効にしているときは、iOSデバイスをパソコンに接続してもiTunesライブラリーにはバックアップされない。念のためパソコン上にもバックアップを作成しておきたい場合には、デバイス上を右クリック(MacはControl+クリック)すると現れるコンテキストメニューで「バックアップ」を選択する。

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