このページの本文へ

米バーチャルブリッジ製品をオリゾンシステムズが発売

IBMの折り紙付き?「VERDE」利用のVDIアプライアンス

2012年09月07日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 9月7日、オリゾンシステムズは日本総代理店として販売している米バーチャルブリッジの仮想デスクトップソリューション「VERDE」が「IBM折紙付構成」として日本IBMのWebサイトに紹介されたと発表した。

日本IBMのWebサイトにも紹介されたVDIソリューション「VERDE」

 IBM折紙付構成は、IBMのSystem x/BladeCenterで動作確認が行なわれたソリューションが構成例と共に紹介されるもの。今回紹介されたのは、VERDEのIBM折紙付構成として紹介されたのは、50ユーザー規模の「VERDE折紙付単体構成」と、150ユーザー規模からスタートして大規模構成に拡張可能な「VERDE折紙付クラスター構成」の2種類。オリゾンシステムズは、この内、50ユーザー規模のVERDE折紙付単体構成をアプライアンス化し「VERDE折紙付単体構成パック」として販売を開始した。

 このVERDE折紙付単体構成パックは、System x3650 M4サーバー1台に、動作確認済みのVERDEの50同時使用ユーザー数ラインセンスをプリインストールし、仮想デスクトップ環境(VDI)をシンプルに構築できるというパッケージ。初期導入時の電子メールでのQ&Aサポート、および、ハードウェアとソフトウェアの3年間保守が付属して、294万円(税込)で提供する。

 仮想化ソフトVERDEだけでなく、ゲストOSもプリインストールされているため、短期間の運用開始が可能で、初期導入のコストや作業負荷を大幅に低減できる。また、運用管理負荷を軽減するWebベースの管理GUIも用意しており、特に、導入・運用コストや管理負荷が仮想デスクトップ導入のボトルネックとなっている中堅・中小企業にとって有効なソリューションとしている。

カテゴリートップへ