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4.3型なのに小さな手でも収まるサイズ なんとおサイフケータイ入り!?

Motorolaが4.3型の新RAZRを国内投入 一足早く詳細チェック

2012年09月06日 19時12分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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RAZRのメインシリーズとなる「RAZR HD」
4.7型と大画面化されても、サイズは大きく変わらず

 続いては、RAZRシリーズの直接的な後継機である「RAZR HD」。従来モデルでは4.3型だったディスプレーは、4.7型に大型化(ともに有機EL)。画面解像度も720×1280ドットと高解像度化されている(従来モデルは540×960ドット)。

RAZR HDは、RAZR Mほどの狭額縁ではないが、それでも4.7型のスマートフォンとしてはかなりのコンパクトさ

 ディスプレーを大きくしたのに、本体は大きくなっていないのが特筆すべきポイントだ。67.9×131.9×8.4mmというサイズは、従来モデルの69×131×7.1mmと比較すると、厚みをやや増したものの、縦はほぼ変わらず、横幅は逆に小さくなっている。特に画面の左右は狭額縁になっていることがわかる。

背面にケブラー繊維を採用しているのは、従来モデルやRAZR Mと共通。カメラは8メガで上位クラスとしては標準的なスペックだが、発表会では機能面などに特に触れられることはなかった。なお、背面カバーの取り外しは不可。これも3機種ともに共通である

 また「power management」がキーワードにされたことからもわかるように、バッテリーの大容量化にこだわったのも新モデルの特徴である。本機にいたっては2530mAhと、夏モデルでバッテリー容量の大きさで話題になったGALAXY S IIIをさらに上回る容量だ(ただし従来モデルと同様に交換は不可)。

 防滴仕様やゴリラガラス、ケブラー繊維の採用については、RAZR Mと同様。Verizon版を始め、アジアパシフィック、ヨーロッパ、北米、中南米での発売が予定されているが、そこに日本が含まれるかどうかは不明だ。

側面のアルミフレームがデザインの美しさに大いに貢献している

ソフトウェア部分については、あまりピックアップされなかったが、ウィジェットなどは新しくなっている。写真の時計ウィジェットは上下に軽くフリックすることで、デジタル/アナログ表示を切り替えられる

Verizon版はBlackとWhiteの2色が発表された。背面は基本的に同じ。正面からの写真で見ると、マッチョなイメージが強い。ただ手に取ると、予想以上にコンパクトでそのイメージは薄くなる。なかなか魅力的なデザインだ

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