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4.3型なのに小さな手でも収まるサイズ なんとおサイフケータイ入り!?

Motorolaが4.3型の新RAZRを国内投入 一足早く詳細チェック

2012年09月06日 19時12分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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 すでに速報でもお伝えしているが(関連記事)、Motorola Mobilityは5日(現地時間)にアメリカ・ニューヨークで新製品発表会を開催。RAZRシリーズの新モデルを公開した。

携帯電話の歴史を作ってきたMotorolaが
Google傘下で新しい歴史を始める

 発表会冒頭には親会社にあたるGoogleのエリック・シュミット会長が登壇。1日130万台ものAndroid端末が新たにアクティベーションされていることに触れ、Androidの成功をあらためてアピール。また、グローバルで直接利用する人に影響を与えられるMotorola Mobilityのビジネスの可能性について紹介した。

Googleの傘下に入ったMotorola Mobility。CEOも交代し、ここから再出発となる。

 つづいて登場したのは、GoogleからCEOとして送り込まれたデニス・ウッドサイド氏。携帯電話の歴史を振り返り、そのときどきにMotorolaが果たしてきた重要な役割について紹介。同時にGoogle傘下となったMotorolaの新しい歴史が始まるという点を強調した。

 そして新RAZRのポイントとして、「speed」「power management」「Android」の3点を紹介した。この3点がどのような形で製品に組み込まれているか、詳しく見ていこう。

このサイズなら日本の女性も受け入れられそう!
国内リリースも明言された「RAZR M」

 今回発表されたのは、「RAZR M」「RAZR HD」「RAZR MAXX HD」の3モデル。いずれもアメリカではVerizon Wirelessからリリースされ、同社の4Gサービス(=LTE)に対応する。

左奥から順に「RAZR M」「RAZR HD」「RAZR MAXX HD」

 まずは、コンパクトな「RAZR M」から。4.3型と決して小さくないディスプレーを採用しながらも、手に収まる使いやすいサイズを目指して開発された1台だ。

男性としても平均より大き目の筆者の手とは言え、4.3型のスマートフォンがスッポリと収まる。4G/LTEの表示も目立つ

左写真はBlackモデル。背面の模様も含めて、写真はあくまでVerizon版なので、国内では変更される可能性がある

 それを可能にしたのは、Motorolaが「the full screen phone」と呼ぶほどに極端な狭額縁デザインだ。プレゼン時に「ユーザーは別に画面の周りの部分を見たいわけではない」と語られたように、徹底的に画面両側のスペースを省くことで、60.9mmという横幅を実現した。

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