SSD256GB搭載などバリエーションが豊富 「dynabook R632/W1」ロードテスト 第5回
「dynabook R632/W1」はスマホとも好相性!
2012年09月07日 11時00分更新
「Media Sync for TOSHIBA」でスマホのコンテンツを取り込み
スマホ連携用ソフトとしてはもうひとつ、「Media Sync for TOSHIBA」というソフトも用意されていて、こちらではスマホで撮影した写真や動画を本製品に取り込んだり、「dynabook R632/W1」側のライブラリにある音楽などをスマホ側のストレージに転送するといった作業が簡単にできる。
ただし、このソフトは「dynabook R632/W1」にプリインストールされていないので、公式サイト「dynabook.com」の「サポート情報」からダウンロード(無料)し、自分でインストールする必要がある。
ソフトのインストールが済んだら、スマホと本製品をUSBケーブルで接続し、「Media Sync for TOSHIBA」を起動。以降は「Media Sync for TOSHIBA」側での操作となり、スマホからコンテンツの取り込みやPC側コンテンツとの同期ができる。
また、USBケーブルでスマホをつなぐと同時に「Media Sync for TOSHIBA」を起動させ、自動で同期を行なわせたり、スマホ側の動画再生能力に合わせて動画ファイルを自動変換したうえでスマホに転送させることも可能だ。
欲をいえば富士通の「F-LINK」のようにワイヤレスでコンテンツの取り込みなどができれば理想的だったが、フォルダ操作による手動取り込みよりはずっと手っ取り早い。写真ファイルを取り込む前に、とりあえずPCの大きな画面でチェックしたいときにも活用できる。
「dynabook R632/W1」のUSB端子のうち、背面の1基が「東芝USBスリープアンドチャージ」に対応していることも、スマホと併せて持ち歩くには好都合だ。この機能を使えば、本製品がシャットダウン状態でもUSB給電が行なえる。スマホのバッテリー残量が少なくなったときでも「dynabook R632/W1」をモバイルチャージャー代わりにしてスマホの充電ができるというわけだ。
当然、「dynabook R632/W1」側のバッテリー残量は減ってしまうが、この機能で給電する際のバッテリー下限値を1%刻みで設定しておける。PCとしての使用に支障を来さない程度で充電が止まるように設定することも可能だ。
試用機のおもな仕様 | |
---|---|
製品名 | dynabook R632/W1UFK |
CPU | Core i7-3667U vPro |
メモリー | 8GB(4GB+4GB) PC3-12800対応 |
ストレージ | SSD 256GB |
ディスプレー | 13.3型ワイド(1366×768ドット) |
バッテリー駆動時間 | 約9時間 |
サイズ | W316×H8.3~15.9×D227mm |
重量 | 約1.12kg |
直販価格 | 15万4800円 |
さて、今回の検証はここまで。次回は、東芝が発売しているデジタルレコーダー「REGZAブルーレイ」との連携機能をチェックする予定だ。
この連載の記事
-
第6回
デジタル
「dynabook R632/W1」はレグザとの連携でテレビも楽しめる -
第4回
デジタル
軽量なのにバッテリー駆動時間が長い「dynabook R632/W1」 -
第3回
デジタル
256GBの大容量SSDは直販の「dynabook R632/W1」限定 -
第2回
デジタル
「dynabook R632/W1UFK」のCPU性能を見極める! -
第1回
デジタル
Core i7仕様のモデルも選べる「dynabook R632/W1」 -
デジタル
SSD256GB搭載などバリエーションが豊富! 「dynabook R632/W1」ロードテスト - この連載の一覧へ