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T教授の「戦略的衝動買い」 第208回

99.9%の文字認識率名刺管理「KYBER SmartCardBox」を衝動買い

2012年09月06日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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まずは初期設定
付属のカードでアクティベーションを行なう

 Wi-Fiモデルの初期設定は簡単だ。まずKSCBの設定用ウェブサイトにアクセスして「kbmxconf」という設定プログラムをダウンロードする。これを実行して画面の指示に従い、自宅のWi-FiルーターやモバイルルーターのSSIDとパスワードを入力して、手持ちのUSBメモリーに設定値を出力する。できあがるファイルは、単にSSIDやWEPパスワードなどを記述したテキストファイルだ。

KSCBをルーターに接続するための設定プログラムを起動した画面。SSIDとパスワードなどを入力して、設定ファイルをUSBメモリーに出力する

USBメモリーの中にkbmbxというフォルダーと、中に設定用のテキストファイルができる

 続いて設定ファイルの入ったUSBメモリーをKSCBのUSBポートに挿入、ACアダプターを接続してKSCBを起動する。KSCBの7個あるLEDの点滅が設定ウェブサイトの指示通りになればKSCBの初期設定は終了だ。KSCBのUSBポートは、付属のドングルがピッタリと収まるサイズに狭く作られているので、ユーザーの所有するUSBメモリーの物理的形状によっては奥まで挿入できない可能性がある。うまくいかない場合は、付属のUSB延長ケーブルの使用すると良いだろう。

USBメモリーをKSCBのUSBポートに挿入、ACアダプターを接続して起動する

 次にACアダプターを抜いて、一度電源をオフにし、USBメモリーを抜き取る。そして付属のWi-FiドングルをUSBポートに挿入、ACアダプターを接続して再度電源をオンにする。ネット接続が可能になったら、アクティベーションカードをスキャンさせてKYBERサービスのサーバーとの接続を行なうと、すべての設定作業は終了だ。

次に、ACアダプターを抜き取りパワーオフ。用済みのUSBメモリーを抜き取り、付属のWi-Fiドングルを挿入、再度ACアダプターを接続し、再起動する

インターネットに接続確認ができたら、アクティベーションカードを読ませる

KYBERのウェブサイトにアクセスしてQRコードに下に記述された「認証コード」を入力

2年後の利用期限や、ご利用枚数(最初は0)や端末IDなどが表示されたら終了

 Power、Wi-Fi、Modeの3つのLEDの点灯(Wi-Fiのみ橙色、ほかは緑色)を確認すれば、KSCBは無事インターネット経由でKYBERサービスに接続完了したことになる。あとは、KSCBを使用して名刺をどんどん読み込ませるだけだ。KSCBには、アクティベーションした日から2年間なら、名刺を何枚読ませても初期費用の2万9800円ポッキリだ(月1200円少々)。3年目以降は年額9800円(月800円少々)で同じサービスを継続できる。

あとはどんどん名刺を手差しでKSCBに挿入して読み込ませるだけ

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