Core i7上位版や16GBメモリーも選択できるパワフル仕様!! 「Endeavor NJ5700E」ロードテスト 第6回
デスクトップPCのリプレイスにもうってつけ!
「Endeavor NJ5700E」の使い勝手や拡張性をチェック!
2012年09月06日 11時00分更新
メモリーとストレージはユーザー自身で換装するのも容易
ノートPCを買い換える際、個人的にいつも気になるのは、内部に手を入れやすい構造かどうか。その理由は、自分でメモリーやストレージを換装することが多いからだ。「Endeavor NJ5700E」の場合は、注文時カスタマイズで自分の希望に合った仕様にできるため、買ってすぐに中身を変えることはまずないと思うが、それでも将来的にはメモリーを増強したり、ストレージを新しいものと交換したくなることが多い。そのため、内部の構造を把握しておきたいという思うのだ。
本製品の底面を見てみると、6本のネジで留められたカバーが1枚あり、これを外すとメモリースロットや2.5インチストレージが出てくる。メモリースロットとストレージスロットにそれぞれ個別のカバーが付いているわけではなく、ネジの数も多いのが難点だが、構造的にはアクセスしやすい作りで、ビギナーでも比較的容易にメモリーやストレージを換装できそうだ。
メモリースロットについては、2基のSO-DIMMスロットが二段重ねの状態で配置されているので、下段のメモリーモジュールを着脱する際は上段も一度取り外さなければならない。ノートPCではこうした構造がごく普通なので、過去にメモリーの増設や換装を行なったことがあるユーザーなら問題なく作業できるだろう。
また、ストレージスロットも、じつにシンプルな作りで、カバーを外せばすぐに取り出せる構造になっている。ストレージとの接続は通常のSATA端子で、フィルムケーブルなども使われていないため、9.5mm厚の2.5インチストレージなら容易に着脱できるだろう。
さて、外観デザインから使い勝手に至るまで、6回に渡り「Endeavor NJ5700E」をチェックしてきたが、今回で検証は終了となる。試用した「フルHD液晶&専用GPU搭載モデル」は、デスクトップリプレイス機として十分なパフォーマンスを発揮している。家庭内で利用するPCの買い替えを考えているユーザーなら、検討する価値のある1台だ。
試用機の主な仕様 | |
---|---|
CPU | Core i7-3820QM(2.70GHz、ターボ・ブースト時最大3.70GHz) |
メモリー | 16GB(8GB×2、DDR3 1600MHz SDRAM) |
チップセット | インテル HM77 Express |
グラフィック | NVIDIA GeForce GT 640M(1GB) |
ストレージ | ハイブリッドHDD 500GB(8GB SLC内蔵) |
光学ドライブ | Blu-rayドライブ(BDXL対応) |
バッテリー駆動時間 | 約5.4時間 |
サイズ/重量 | W380×D262×H34~37mm/約2.6kg |
OS | Windows 7 Home Edition 64bit(SP1) |
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