サムスン独自のアプリが並ぶ
GALAXY S III
GALAXY S IIIは従来のGALAXYシリーズと比べても、細かな部分にまでこだわりが多数見られる。そんな便利な機能の中でも筆頭と言えるのは「スマートステイ」。
インカメラを使い、ユーザーが画面を見ているかどうか判断し、画面を見ていれば消灯しない機能だ。スマートフォンでは使っていないときはバッテリーを長持ちさせるため、すぐに画面を消灯してほしいが、ブラウザーの表示中やファイルを読んでいるときは点灯を続けてほしい。その相反する要素を巧みに対応してくれるのだ。
アプリ一覧を見ると「S」のアイコンがある。これは「Sメモ」「Sプランナー」といったサムスン電子製のアプリだ。Sメモは手書きができるメモ、Sプランナーはカレンダー兼タスクリスト。Googleカレンダーとの同期もできる。
「S Suggest」はFacebookと連携したアプリ紹介サービス。「Samsung Apps」や「便利アプリ」はサムスンが選んだアプリが揃っている。
「DioDict 3」は辞典。英和・和英・日韓に対応し、3辞書をまとめて用語検索することも可能だ。面白いのはフキダシやマーカーでラインを引ける点。紙の辞書なら消せないが、電子辞書なら手軽に書いて消すことができる。
手書きといえば、GALAXY Noteと同様に「7notes with mazec」がインストールされているのがうれしい。優秀な手書きメモアプリで、単体で使うだけでなく、メールなどの文字入力でも使うことができる。
「Polaris Office」はGALAXYシリーズ定番のオフィスアプリ。編集機能も使える。
ハイスペックなスマホらしい豪華なアプリを揃えていると言える。
音楽系重視のアプリ群が特徴のHTC J
beats Audioのイヤホンが同梱することからもわかるように音楽機能を重視している。FMラジオ機能があるほか(イヤホン接続が必要)、インターネットラジオの「TuneIn Radio」、楽曲検索の「SoundHound」を用意している。
HTC製スマホではおなじみの玉ころがしゲーム「Teeter」もインストール。「データ転送」というアプリでは、Bluetoothを使った連絡先などのデータ転送が可能で、たとえばiPhoneから電話帳を移すときにも利用できる。
「メモ」アプリは名前は普通だが、手書きに対応。だがGALAXY S IIIのように滑らかに書くことはできなかった。しかし「Evernote」との同期機能が用意されている。
クラウド系のサービスでは「Dropbox」もプリインストールされている、HTC JにインストールされているDropboxアプリからログインすると、2年間25GBの容量が無料で使えるようになるメールが届く。HTC JユーザーでDropboxの容量がまだ25GBになっていない人は確認してほしい。
「Polaris Office」は編集が可能なOffice互換アプリで、GALAXY S IIIと基本は同じものだが、中身のレイアウトは大きく違う。
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