NSAやNIST、SANSなどの検査項目に対応し、セキュリティ監査を自動化
15万円のFW分析管理「SolarWinds Firewall Security Manager」
2012年09月03日 06時00分更新
8月31日、ソーラーウィンズはファイアウォール分析管理ソリューション「Firewall Security Manager」を発表した。
Firewall Security Managerは、NSA(National Security Agency)やNIST(National Institute of Standards and Technology)、SANS(SANS Institute)などの基準をベースとした検査項目に対応し、セキュリティ監査を自動化する。同社のNetwork Configuration Managerと統合する機能も持つ。
ファイアウォールとルーターの設定とログを解析して、重複、遮蔽、未使用のセキュリティ ルールとオブジェクトを分離。また、新規ルールの追加や既存ルールの変更が、どのようにファイアウォール ポリシーに影響を与えるのか、あるいは実装デバイスに触れることなくエンドツーエンドの接続が切断されるのかなどをモデル化する。
具体的には、
- 既存ルールが有効かつ重複していないことを確認
- セキュリティ ポリシーに違反しているルールを変更するようユーザーに警告
- ユーザーがルール変更を実装する前にオフラインでのテストが可能
- 変更したルールがセキュリティ ポリシーに違反していないことを確認
- セキュリティ監査レポートを作成
といったことが可能になるという。
Firewall Security Managerの価格は、初年度の保守費用込みで15万2000円から。
