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レースフォトグラファー体験講座体験レポ

【RQあり】レースカーとレースクイーンが撮れる撮影講座に参加

2012年09月01日 14時00分更新

文● 林 佑樹

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途中サービスロードで休憩
1000kmはまだ始まったばかりだ

 1000kmは、約6時間の長丁場なので、ずーっと撮影をし続けるというのは難しいし、集中力が切れてしまうとムダ打ちが増えてしまう。デジタルなので枚数は気にしなくてもよくなったが、ムリしてもなぁということで、日陰に入って観戦モード。なお、サービスロードに向かう間に0号車(ミクZ4)はガス欠リタイヤになっていた模様。コースサイドでは相変わらず、レース情報難民になってしまうが、かといってサーキットラジオを聴いていると異音に気がつかないしと、確認方法に困る。オフィシャルの詰め所近くだとフラッグ情報やら「○○号車の動きがおかしい」といった情報が聞こえてくるんだが。

 さて、撮影場所は人それぞれなサービスロードでは、S字立ち上がりやS字手前を中心に撮影。逆バンクではのほほんと観戦モードになっていた。手持ちぶさたといえば手持ちぶさただが、オフィシャルの動きを見たり、観戦席を見てみたりとこれはこれで楽しい。

2コーナーアウトから逆バンクまで続くサービスロード。撮影スポットは豊富で定番スポット。体験講座でも基本はココ

フェンスがあるのは逆バンクの一部だが、スリットがあるため、撮るのには困らない

S字は接戦になるため、かっこいいシーンに出くわしやすい。280mm 1/125 f18 -0.3EV ISO100

S字は単品で狙っても絵になる。280mm 1/2500 f4 -0.3EV ISO100

2台以上がもつれていてもかっこよくなる場所でもある。280mm 1/2500 f4 -0.3EV ISO100

こういったシーンもレース写真といえば、レース写真。100mm 1/250 f8 -0.3EV ISO100

フラットに加速する場所を見つけたら低速シャッターにトライもいい。ぶわっと躍動感が出てくる。230mm 1/25 f40 -0.3EV ISO100

シャッター速度1/200でだいぶホイールが回転するため、手ブレ率は少なく押さえて、撮りにいける場所でもある。280mm 1/200 f18 -0.3EV ISO100

S字のバックショットは背景コミで絵になるから好き。280mm 1/200 f13 -0.3EV ISO100

PLフィルターはこういうシーンでも青空を青くできるため、1枚もっておくといい。100mm 1/1250 f10 -1.3EV ISO100

PLフィルターがあれば、こういったカットでも青々しい空にできる。140mm 1/400 f11 -0.7EV ISO100

500mmがあれば、2コーナー立ち上がりはナイスアングルになる。280mm 1/250 f13 -0.7EV ISO100

だんだんと車両を撮らなくなっていた件について。決して飽きてきたワケではない。100mm 1/800 f5.6 0EV ISO50

バックショットも狙いやすい。レース開始直後は、いい感じにごちゃごちゃする。150mm 1/160 f11 0EV ISO100

S字と逆バンクの間は、だいぶ接写できるため、こんな写真も狙える。280mm 1/2500 f4.5 0EV ISO100

ターマックに光が反射していたので、何か面白く撮れるかと思っていたが閃かず。また来年。280mm 1/125 f16 0EV ISO100

逆バンクのフェンスはけっこうゴツイが、観覧席からでもフェンスを消せるため、撮る人は多い。100mm 1/250 f11 0EV ISO100

コースの最後を飾るシケインは
西日がかなり厳しい

 最後はシケイン・最終コーナーだった。最終コーナー側はちょうど逆光で面白いかもと思ったのだが、換算420mmでは厳しいということで、シケインにはり付くことにした。といっても、横から挿し込む光が厳しく、普通に撮ったのでは面白くないので、思いっきりドアンダーで遊んでみた。また、デジカメならではの、ホワイトバランスを高くして夕焼け風にして遊ぶなど、フィルム時代に比べると、やっぱりやれることの幅が増えたと感じる。同時に時間を切り取る作業にくわえて、ボディーの性能をより熟知する必要があるため、お手軽になったようで何気にハードルが高くなったかもしれない。

逆バンク先にあるトンネルから、パドックを横切り、シケイン・最終コーナーへ

シケインを抜けたところ。iPhone 4Sでちょっとズームをかけてみた状態。ともかく車両に近い

傾いた太陽からの日射しはキツイばかりだったが、微妙に赤みを帯びてきた時間帯でもあった

太陽がモロに当たるため、コントラストが面白くなっていた。200mm 1/160 f13 -0.7EV ISO100

こう切り抜くと面白い車だなぁ、紫電さん。200mm 1/800 f7.1 -3.0EV ISO100

日射しが強いなら、さらにそれを助長すればいいじゃない! 200mm 1/1000 f7.1 -1.7EV ISO100

サムネイルだと黒いだけの写真になりそうで不安だが……こういう重いのは好きだ。200mm 1/1000 f7.1 -1.7EV ISO100

カイトさん、ちーっす!! と言いたくなる絵。200mm 1/800 f7.1 -1.7EV ISO100

目の前でイカちゃんがスピンしたじゃなイカ。ABSないのは大変そうでゲソ。200mm 1/100 f10 -0.7EV ISO100

手前にあるのはタイヤバリヤ。意外といいかもしれない。160mm 1/250 f13 -1.7EV ISO100

そういえば紫電さん撮ってないかもと不安になりつつ、パシャパシャ。200mm 1/200 f13 -1.7EV ISO100

よーく見たら、タイヤカスがいっぱいだった。280mm 1/1000 f4 -0.7EV ISO100

終盤のイカちゃんの墨まみれ具合。280mm 1/250 f9 -1.7EV ISO100

だいぶ光が赤くなってきた頃合いのシケインは趣一杯。ナイトレースしてほしいなぁ。250mm 1/125 f9 0EV ISO100

やり過ぎな感じで遊ぶモードに突入。280mm 1/400 f9 -1.7EV ISO100

そういえばシケインは縦位置カットもやりやすい。280mm 1/500 f9 -1.7EV ISO100

比較的フラットよりで撮影した状態はコレ。次の写真と比べてみると、設定での変化がよくわかるハズ。280mm 1/400 f9 -1.7EV ISO100

冒頭でも使用したカットだが、ホワイトバランスをやや高くして、ちょっと流し撮りしつつ、ドアンダーだとこんな感じになりやすい。280mm 1/400 f9 -1.7EV ISO100

車両が来ないときのカメラマンさんが、とてもヒマそうで印象的だった(笑)70mm 1/80 f10 -0.7EV ISO100

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