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最新こそ最良! 東芝のロボット掃除機新製品をネチネチ試した
2012年08月31日 12時00分更新
今回レビューした6台の総まとめは巨大な一覧表で!
最終回ということで、これまで紹介した6機種の総まとめをしておこう。まずはカタログスペック的なところかからだが、以下の表は筆者が独自に調べた部分もあるので、実際に購入する際はメーカーのWebページなどで確認してほしい。
この表は、購入直前の段階で機種選びを本気でやろうという人向けにかなり細かく作ってある。つーか、ここまでロボット掃除機を比較した表は見たことない(笑)。ってなことを言うと、読者に恩を売っている感があるが、実は筆者の作業用の資料だったりする。原稿を書くにはこのぐらい調べつくさないと、薄っぺらい記事になっちゃうので、こんなモノを作ったんだが、せっかく作ったのでそれも放出!
また、漠然となんとなく「ロボット掃除機が欲しくなっちゃった」という人向けに、粗くまとめた一覧も作ってみた。
こちらは目的に応じた便利さをまとめたものだ。メインテーマである「ハウスメイドに最も近いロボット掃除機」は、ズバ抜けてシャープのCOCOROBOだ。おそらくASCII.jp読者なら、この結論に誰しも納得するハズ。なにせ◎が100個ついちゃうぐらいだもん。
続けてLGエレクトロニクスのHOM-BOT 2.0と東芝のSmarboVだろう。いずれも空間マッピングをして、「いかにも」ロボットらしい動きをする。その動きを見て、アルゴリズムに思いを馳せられる掃除機で、ハッカー思考の読者好みのロボット掃除機というワケだ。
とはいえ掃除機の性能だけを比較すると順位はまったく変わってくる。なにせ主婦に対して、かわいく喋ったり、スマホと連動できるなんてことをアピールしても、ガン無視キメられるだけでなく、アルゴリズムがうんぬんを面白がって考えるステキな奥さんもいないからだ。もし妻帯者で、奥さんを納得させてCOCOROBOを買いたいという場合は「ペットみたいでかわいい」とか「リモコンがなくなっても声をかけるだけで掃除してくれるんだぜ」というあたりが突破口だろう。
3回に渡りお届けしたロボット掃除機のレビューも遂に終演。貴方にふさわしいと思われるロボットたちのプロフィールはすべてさらけ出した。あとは自分の部屋やライフスタイル、財布にあった好みのメイド……いやロボット掃除機を選んでほしい。
そしてメーカーさんに、声を大にして言いたい。「次はぜひヒューマノイドタイプで、CVは田村ゆかりさん希望!」と。
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