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富士見iPhoneクラブ 第55回

iPhone本当にあった怖い話

2012年08月31日 12時00分更新

文● iPhoneクラブ製作委員会

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iPhoneで怖いのはSNSと写真だ!?

ニッシー 『斉藤さん』っていうSNSアプリがあるじゃないですか。あのアプリで、別に自分は斉藤という苗字でもないのに、通話をかけたわけですよ。女の子にかかるかなと思ってワクテカしてたんだけど、何回かけても男にしかつながらない。

一同 ははははは!

ニッシー あれは怖かった。見知らぬ“斉藤さん”とお互いの住んでるところを聞くだけで、話が続かなくて気まずい思いをするっていう。

Mr. & Ms. Smith App
価格無料 作者Yudo Inc.
バージョン1.1.8 ファイル容量4.2 MB
カテゴリーソーシャルネットワーキング ユーザーの評価(3.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.0以降

アプリ「斉藤さん」。全国の斉藤さん同士が会話できるという謎多きジョークソーシャルアプリだった。ひそかに斉藤さん同士の出会いの場になっていたという噂は…都市伝説だったようだ

トシロ でもやっぱり、SNSは怖いよね。例えばTwitterならさ、どこで何食べたかとか、大体どの辺りが行動圏内なのかとかが、ツイートでだいたいわかってしまうわけで。以前だったら、それこそ追っかけでもしないとわからなかったことがすぐわかる。ストーカー的な行動がやりやすいという恐怖があるよね。

じまP 初めて会う人が「初めまして」じゃないですからね。TwitterやFacebookでいつも拝見してます、みたいな挨拶になったり。「この前どこどこ行かれましたよね」とか言われても、投稿した自分は忘れていたりするから。

ニッシー あと、iPhoneは写真の撮影地が出るからなあ。誰かと見ているときに、ジオタグのせいで「えっ、どうしてここに行ったの? いつ?」ってことになりかねない。

トシロ プライベートが詰まってるからな。俺はウェブで保存した写真も、Evernoteにクリップした写真も、全部「フォトストリーム」に入れるから。取材先とかでフォトストリームの中の画像を見せようとして、そこに個人で見るようないかがわしいものが入ってたら、完全にアウトだもん。想像するだけで背筋が寒くなるよ。

ニッシー でもまあ、それは完全に自業自得だよね。

iPhoneで撮った写真は撮影場所がジオタグで記録される。うかつなことをすると「え?大阪行ってたの?1月に?聞いてない」「あ、いや、名古屋出張の2日目に、ちょっとだけ…」などという鳥肌モノの話も日常茶飯事だ(生々しい)

じまP これは定番の話かもしれませんが、画面をロックしながらカバンやポケットにiPhoneを入れたとき、ホームボタンに何かが当たってうっかりスクリーンショットが撮れちゃったりするんです。「カシャッ!」って音が鳴って、あれはビクッとしますね。「ち、違うんです!」って感じで。

トシロ iPhoneって、手軽に写真が撮れるじゃん。あれって、実はすごく怖いことなんじゃないかなって思う。というのもさ、中学校の頃、山の中に遠足に行ったんだけど、その行き先で人が亡くなってたっていう事件があったんだよ。

カリー なにそれ、すごい怖い……。

トシロ 今思うと笑えないけどさ、子供ってバカじゃん。もしそれを見たとして、そのときにiPhoneを持ってたら、イタズラで撮ってた気もするんだよね。今だったらいつでも撮れるわけじゃない、それが撮っちゃいけないようなものでも。カメラならまだしも、iPhoneって気軽だからさ。

じまP 火事とか交通事故があったときに、その様子をケータイやスマホで撮る人がいたっていう目撃談はそれなりに聞きますからね。すぐ写真が撮れるっていうのも、結構怖いことなのかもしれません。

ニッシー あと、カップルでエロい写真撮ってるバカな若者がいるじゃん。あれもデジタルで永遠にデータが残るから。あやまちは消えないということで、恐怖ですよ。

カリー それは全然違うだろ!

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