博報堂は8月27日、「40~60代のお金に関する意識」の分析結果を発表した。
調査結果によると、40~60代の退職金の使い道は1位「国内旅行」(53.3%)、2位「海外旅行」(37.7%)、3位「リフォーム・建替え」(34.9%)となり、旅行やライフスタイル関連に積極的に高額消費をしていることが分かった。特に、退職前の意向よりも実際に退職金を消費している割合が高いのが、リフォーム、普段の食事、株・投資信託などだった。
また、自分が属する年代についての意識を尋ねたところ、「新しい消費やライフスタイルを作ってきた」と回答した人が6~7割、今後も消費・ライフスタイルをリードしていくと回答した人も4割強と、“消費やライフスタイルのリーダー”としての自負が伺えた。今後、お金や時間をかけたいのは、食べ歩きが3割弱でトップ。そして、映画・美術館/博物館利用などのエンタメや文化活動が続いた。
1カ月あたりの食費とこづかいの金額を調べたところ、食費は平均4万8300円、こ づかいの金額は、3万1400円。年代が上がる程金額が上昇し、一番お金を掛けているのが60代で食費5万2700円、こづかい3万3260円。子育てが完全に終了し、夫婦二人の普段の生活にお金をかける傾向が見られた。
■「調査結果」(http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/6802)