8月27日、アライドテレシスは大規模ネットワークのコアからエッジ向けのマルチレイヤーモジュールスイッチ「SwitchBlade x8100シリーズ」を9月4日より出荷すると発表した。
SwitchBlade x8100シリーズは、7U筐体に12スロットを持つシャーシ「AT-SBx8112」を中核に、コントロールファブリックカード「AT-SBx81CFC400」、ラインカードなどの別売りオプション製品で構成される。このシャーシには、ギガインターフェースを最大240ポート、10Gインターフェースを最大60ポート装備可能。大容量テラビットバックプレーンと高密度ギガ/10G収容能力により、コアスイッチとしてローカルエリアネットワークのみならず、プライベートクラウドを集約できるという。
コントロールファブリックカード専用スロットを2個装備しており、CPUの冗長化が可能。また、ロードバランスで動作する4スロット構成の冗長電源システムによる筐体内での二重化、CPU高速切り替えに対応する。電源やファン、ラインカード、コントロールファブリックカードは、ホットスワップに対応。ネットワークを停止することなくシステムの拡張、保守が行える。そのほか、省エネルギー化を追求しており、低消費電力タイプの1200W電源を採用している。
価格は、AT-SBx8112(7U 12スロットシャーシ)が89万7000円、AT-SBx81CFC400 (400Gbpsコントロールファブリックカード)が147万円など。