5.3型有機ELディスプレーによる大画面と、タッチペン(Sペン)を生かした独特のアプリケーション、高速通信「Xi」対応が魅力のスマートフォン「docomo NEXT series GALAXY Note SC-05D」。Android 2.3(Gingerbread)を搭載して販売されているGALAXY Noteだが、待望のAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich、以下ICS)へのアップデートが、近日中に提供開始の予定だ(関連記事)。
ASCII.jpではICSをプレインストールしたGALAXY Noteを、一足早く体験する機会を得た。最新OS搭載で生まれ変わったGALAXY Noteは、どこが変わっているのだろうか?
ICSベースでより使いやすくなった
GALAXY Note
元々が高速なCPU(Snapdragon APQ8060 1.5GHz)と1GBのメモリーを搭載していたこともあり、GALAXY NoteはAndroid 2.3の頃から動作が快適だった。ICSベースのGALAXY Noteではその快適さはそのままに、ユーザーインターフェースの各所が改善されて、より使いやすくなっている。
設定画面のトップには、使用頻度の高い無線機能のオン/オフスイッチが並ぶようになり、切り替えやすくなった。そのすぐ下にはデータ通信の使用量を表示する機能が追加され、WWAN系(Xi、3G)と無線LANのそれぞれで、どれくらいの通信をしたかの確認や、通信量が一定範囲を超えた場合の警告しきい値設定が簡単にできる。毎月のデータ通信量を手軽に把握できる便利な機能だ。
端末のロック/解除機能には、新しくインカメラで顔を認識して解除する「フェイスアンロック」が加わった。使ってみると認識速度はかなり早く、使い勝手は良好だ。ただし設定の際に説明も出るように、パスワードやPINコードよりもセキュリティーレベルとしては低いものと扱われているので、使う際にはリスクと利便性をよく考えてから選ぶべきだろう。
