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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第7回

3強スマホ(GALAXY/HTC J/AQUOS)のカメラ徹底比較

2012年08月27日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 各社の人気&高機能なフラッグシップ級スマホ3台を比較する本連載。今回もGALAXY S III、HTC J、AQUOS PHONE Xxというドコモ/au/ソフトバンクの最強スマホについて、詳しくレビューしていく。今回はカメラ機能。

 ハイスペックなスマホなので、当然多くの撮影機能を用意している。あとは差別化できるほど強力な独自要素があるか? に注目していく。

NTTドコモ「GALAYX S III SC-06D」

au「HTC J ISW13HT」

ソフトバンク「AQUOS PHONE Xx 106SH」

動画撮影はフルHDに対応
いずれも裏面照射型CMOSセンサーを搭載する

 まずはカメラの主なスペックを比較しよう。

  ドコモ「GALAYX S III SC-06D」 au「HTC J ISW13HT」 ソフトバンク「AQUOS PHONE Xx 106SH」
カメラ画素数 810万画素CMOS
(裏面照射型)
800万画素CMOS
(裏面照射型)
1210万画素CMOS
(裏面照射型)
インカメラ 190万画素CMOS 130万画素CMOS 30万画素CMOS
動画撮影サイズ フルHD フルHD フルHD
高速起動 ×
高速撮影
手ブレ補正
顔認識
シーン設定数 13 9 9
連写機能

 GALAXY S IIIとHTC Jの画素数は、800万画素ほどにとどまる。グローバルなスマホでは実はハイエンドクラスでもこの程度の画素数。画素数自体はほどほどで十分と考えているようだ。

 画像センサーは3機種とも裏面照射型CMOSなので、暗所でキレイな写真を撮影するのには効果を発揮してくれそうだ。インカメラも全機種搭載しているが、AQUOS PHONE Xxだけは30万画素と低い。

 動画の撮影サイズも3機種ともフルHD。これはハイエンドクラスならではの性能で、以前取り上げたミドルクラスだとHD解像度までに限定されるので(関連記事)、この部分では差がつく。

 GALAXY S IIIの高速撮影は撮影間隔が約0.3秒とのこと。実際に動作を確認してみると、通常撮影のままでシャッターボタンをタップするだけでどんどん撮れる。一方高速起動については、ロック画面やアプリメニューの画面でアイコンをタップしてからシャッターが切れるようになるまで、1.8秒程度程度かかったため、表では×とした。

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