アクト・ツーは、「Mac OS X Mountain Lion」に正式対応した仮想化環境ソフトの最新版「VMware Fusion 5」(ダウンロード版)を発売した。特別価格は4900円。パッケージ版は価格4900円で9月下旬発売予定。7月25日から9月30日の間に、アクト・ツーおよび国内販売店から「VMwareFusion 4」を購入したユーザーは無償でアップグレードできる(VMwareから直接購入したユーザーは、VMwareサイト からのアップグレードとなる)。
VMware Fusion 5は、70以上の新機能実装/機能向上を行ない、従来のVMware Fusion 4より約40%のパフォーマンスアップを実現。Mac OS X Mountain Lionの通知機能をはじめ、Mission Control、Launchpad、セキュリティ機能「Gatekeeper」に対応した。「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」など2012年以降発売されたMac新機種に対応しており、仮想環境を高解像度で表示できる。USB 3.0サポートにより、最新の周辺機器をゲストOSからも利用可能となった。
また、Mac OS X Mountain Lion、「Windows 8」をゲストOSとして正式サポートした。Windows 8の場合、ノート型MacやMagic Trackpadを利用することで、タブレットPC同様の操作を行なえる。AirPlayミラーリング機能を利用して、ゲストOS(Windows)のソフトをApple TVに接続したフルHDテレビに表示することも可能だ。
仮想マシンの管理ライブラリーにフォルダーを作成し、階層的に仮想マシンを管理できるようになり、利便性が向上した。アイコン表示/リスト表示を選択でき、仮想マシンがどの階層で保存されているか一目で把握できる。