このページの本文へ

40%高速化の「VMware Fusion 5」発売—Retina/Win8対応

2012年08月24日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アクト・ツーは、「Mac OS X Mountain Lion」に正式対応した仮想化環境ソフトの最新版「VMware Fusion 5」(ダウンロード版)を発売した。特別価格は4900円。パッケージ版は価格4900円で9月下旬発売予定。7月25日から9月30日の間に、アクト・ツーおよび国内販売店から「VMwareFusion 4」を購入したユーザーは無償でアップグレードできる(VMwareから直接購入したユーザーは、VMwareサイト からのアップグレードとなる)。

「VMware Fusion 5」

 VMware Fusion 5は、70以上の新機能実装/機能向上を行ない、従来のVMware Fusion 4より約40%のパフォーマンスアップを実現。Mac OS X Mountain Lionの通知機能をはじめ、Mission Control、Launchpad、セキュリティ機能「Gatekeeper」に対応した。「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」など2012年以降発売されたMac新機種に対応しており、仮想環境を高解像度で表示できる。USB 3.0サポートにより、最新の周辺機器をゲストOSからも利用可能となった。

ゲストOSのスナップショット機能が強化され、1クリックで作成可能となった

 また、Mac OS X Mountain Lion、「Windows 8」をゲストOSとして正式サポートした。Windows 8の場合、ノート型MacやMagic Trackpadを利用することで、タブレットPC同様の操作を行なえる。AirPlayミラーリング機能を利用して、ゲストOS(Windows)のソフトをApple TVに接続したフルHDテレビに表示することも可能だ。

「Windows 8」をサポートし、快適な操作が可能

ゲストOSとしての「Mac OS X Mountain Lion」インストールに正式対応

 仮想マシンの管理ライブラリーにフォルダーを作成し、階層的に仮想マシンを管理できるようになり、利便性が向上した。アイコン表示/リスト表示を選択でき、仮想マシンがどの階層で保存されているか一目で把握できる。

仮想マシンの管理ライブラリーの利便性向上など、ユーザーインターフェースのデザインなども改善された




カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中