指先で描いた絵がそのまま投影される「Quick pad」など
利用に応じた投影出力オプションを用意
では、ここで肝心のプロジェクション機能にも簡単に触れておこう。プロジェクション機能をオンにするには、セキュリティーロックを解除し、端末が操作可能な状態で、本体右側最上部のプロジェクターオン・オフボタンを長押しする。
液晶画面に表示される「Projector On」と同時に、液晶上にはピント調整用のスライドバーや画面の縦横切り替えアイコンなどのコントロール画面が表示される。もちろんその液晶画面上とまったく同じ内容がプロジェクター機能で同時出力されるので壁面に投影された画面を見ながらピント調整などを行なうこともできる。
GALAXY Beamのプロジェクター表示には、ユーザーの利便性を考えていくつかの“投影出力オプション”メニューが用意されている。指先で液晶画面上に描いた図や文字がそのままプロジェクションされる「Quick pad」や、内蔵カメラで捉えた立体物や図、書類などをそのままスルーでプロジェクションする“書画カメラ”のような「Visual presenter」。
GALAXY Beamの本体メモリーやmicroSDカード内に保存したアニメーションや写真、ビデオなどを再生プロジェクションする「Ambience mode」。GALAXY Beamを夜間のタクシーの後部座席や寝室で、ただの懐中電灯として使うちょっとおバカだが実用的な「Torch light」。
最後に、自宅や出張先のホテルで、目覚まし時計として好きなBGMとワイフや彼女、娘、孫、ペットなどの写真を組み合わせて、天井や壁面などにプロジェクションする「Briefing」機能がある。明るさ15ルーメンというスペックは決して明るいプロジェクターではないが、それなりに暗い部屋やカーテンをある程度閉めた室内なら実用範囲であることは間違いない。
何よりも、GALAXY Beam以外、ほかに何も持たなくても、即座にいつでもどこでもプレゼンテーションできる環境は極めて有用で便利だ。出先には常にマットな白い壁面が用意されていればよりグッドだが、どこに行くにも白いブラウスの似合う背中のラインがキレイな美人秘書が一緒なら、それ以上の贅沢はないだろう。誠に残念だが、実際の投影写真は、彼女から“掲載不可”を言い渡されたので、残念だが個人の楽しみとしてとっておくしかない。
今回の衝動買い
アイテム:サムスン電子「GALAXY Beam」
価格:Expansysにて4万円前後で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
この連載の記事
-
第780回
トピックス
好みの時間を設定可能、乾電池式「ポモドーロタイマー」を衝動買い -
第779回
トピックス
レノボとAmazonベーシックのお勧め「ラップトップスタンド」を衝動買い -
第778回
トピックス
折ってちぎって6人で使える「Paper Pens」を衝動買い -
第777回
トピックス
ゲオでレトロ感満載「FM付き レトロスピーカー」を衝動買い -
第776回
トピックス
発売日に電子メモ「Boogie Board(papery)」を予約衝動買い -
第775回
トピックス
ユーザー評価の高いJPRiDE「model i ANC」を手に入れた! -
第774回
トピックス
割り切りが素晴らしい3COINSの3300円スマートウォッチを衝動買い -
第773回
トピックス
Galaxy純正の遺失物トレースタグ「SmartTag2」を衝動買い -
第772回
トピックス
昭和レトロなプレーヤー復刻版「サウンドバーガー」を衝動買い -
第771回
トピックス
人生最後の腕時計「ロレックス エアキング」を衝動買い -
第770回
トピックス
実測37g! 折り紙式ポータブルマウス「OriMouse」を衝動買い - この連載の一覧へ