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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第19回

ビジネスを加速させる「VAIO Z」の同梱お役立ちソフト

2012年08月13日 11時00分更新

文● 高橋量

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ビジネス文書の作成に欠かせない定番
「Microsoft Office 2010」

 企画書やプレゼン資料、請求書など、業務で使う文書を作るのにマイクロソフトのOfficeは欠かせない存在だ。ほかの無料オフィスや低価格のオフィススイートも公開されているが、見た目のいい文書を手早く作れる点や文書をやり取りする上での互換性を考えれば、マイクロソフトのOfficeシリーズ一択だといえる。

 VAIO Zの標準モデル「SVZ13119FJB」には、標準で「Microsoft Office Home and Business 2010」が収録されている。収録されているソフトは「Word 2010」「Excel 2010」「PowerPoint 2010」「Outlook 2010」「OneNote 2010」の5本。なかでも、プレゼン資料や企画書の作成には欠かせないPowerPoint 2010が含まれている点に注目したい。ビジネスに「勝てる企画書」を作るには必須のソフトだ。

店頭モデルに標準収録の「Microsoft Office Home and Business 2010」に含まれる、プレゼン資料作成ソフト「PowerPoint 2010」

 VAIOオーナーメードモデルSVZ1311AJ」では、オフィスソフトはオプションとして用意されている。ラインナップは「Microsoft Office Home and Business 2010」のほか、「Microsoft Office Personal 2010」と「Microsoft Office Professional 2010」の3種類。それぞれのソフト構成は以下のとおりだ。

Microsoft Office各パッケージのソフト構成
Personal 2010 Home and Business 2010 Professional 2010
Word 2010
Excel 2010
Outlook 2010
PowerPoint 2010
OneNote 2010
Access 2010
Publisher 2010

 VAIOオーナーメードモデルSVZ1311AJ」ならオフィスソフトをプリインストールしないという選択肢もあるが、VAIO Zを仕事で使うのであればぜひ追加しておきたい。

素早く正しい入力可能な「ATOK 2011 for Windows」

 文書をスムーズに作成するのに役立つのが、ジャストシステムの日本語入力システム「ATOK 2011 for Windows」(以下、ATOK 2011)だ。有料オプションだが、標準で「30日期間限定版」を同梱しており、30日間試用できる。ATOK 2011を利用することで入力効率が大幅に向上するるので、ぜひ試してほしいところだ。

有料オプションとして用意されている「ATOK 2011 for Windows」。標準で「30日期間限定版」を同梱しており、30日間試用できる

 ちなみに「Microsoft Office 2010」がプリインストールされたVAIO Zには、「Microsoft Office IME 2010」も収録されている。プリインストールされていない環境でも、先ごろ公開された「Office Professional 2013プレビュー」の利用、またはMicrosoft Office の正規ライセンスユーザーであることを条件に、ダウンロードページから無料で入手可能だ。

 しかし、有料のATOK 2011をあえて使うのにはふたつの理由がある。ひとつ目は、よく使うフレーズを予測して入力をサポートする「推測変換」機能。数文字入力しただけで単語の候補が表示されるので、入力スピードを飛躍的に向上させることが可能なのだ。

 ふたつ目の理由は、誤入力を自動的に修正する「先読み予測」機能だ。入力中の単語が間違っている場合、変換候補に正しい表現が表示されるので、文書中の誤りを減らせるのだ。すると、校正作業にかける時間を減らせるので、文書をスムーズに作成できるだろう。

 なお、VAIO ZのATOK 2011には、「VAIO向け特別省入力データ」と呼ばれる辞書が収録されている。入力の手間を省力化できるので、ぜひ活用したい。

VAIO向けのATOK 2011には、入力を省力化する辞書を収録

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