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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第5回

GALAXY S III/HTC J/AQUOS PHONE Xx、3大スマホを比較!

2012年08月13日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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貴重な通常サイズのSIM
機種変更時に安心のau「HTC J ISW13HT」

スペック的には他2機種にやや劣るも
十分にハイスペック

 3機種の中で最も早く発売したHTC Jは、GALAXY S IIIと同様に海外メーカーのスマホながら日本向けの機能であるワンセグ/おサイフケータイ/赤外線通信に対応した。一方で防水・防塵には非対応。またWiMAXに対応している一方で、前回のURBANO PROGRESSOと違い3Gは下り最大9.2Mbpsの「WIN HIGH SPEED」に対応していない。

 イヤホンジャックやmicroUSB端子にカバーがあり、しかもカバーの取り外しはやや固め。GALAXY S IIIに対して、逆の印象になってしまう。microUSB端子はMHLに対応しており、変換アダプターを用意することでHDMI出力が可能になる。端子は若干窮屈で、今回筆者が確認した際は、MHLのケーブルが装着しにくいのが気になった。

 本体メモリ/外部メモリ、テザリングの台数や電池容量ではGALAXY S IIIより若干劣るが、スマホ全体で見れば明らかにハイスペックだ。

 画面サイズは、4.3型と3機種中もっとも小さいが、4型以上あれば十分だろう。むしろ片手操作でも画面全体に指が届きやすい。このディスプレーはGALAXY S IIIと同様に有機ELを採用しているので、やはり色鮮やかな画面を楽しめるだろう。ただし、画面解像度は540×960ドット止まりだ。

防水非対応ながら、イヤホン端子のカバーはかなり頑丈。派手なデザインのイヤホンが付属する

MHLでディスプレーにスマホの画面を映し出した

MENUキーではないのはややマイナスか

 画面下にはタッチセンサーがあり、「戻る」「ホーム」があるが、右のセンサーはメニューではなく、アプリケーションの履歴を表示する「Recent Apps」キー。「MENU」キーは各アプリを起動したときに画面内に表示されるため、一部のアプリでは表示領域が狭まってしまうデメリットがある。

MENUキーが無いのは正直やや使いづらい

 背面はカラバリのブラックのみマットな質感を採用。最近では少数派になった通常のSIM形状のau ICカードを装着しているため、機種変更後に古いケータイやスマートフォンと差し替えて使いたい人には便利かも。

カラバリのブラックはマットな質感

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