ディスプレー間のウインドウ移動を支援する
WindowTeleport
作者 | Rottarte氏 |
---|---|
価格 | 無料 |
URL | http://rottarte.net/ |
「WindowTeleport」は、ディスプレー間のウインドウ移動を簡単に行なうためのソフトだ。マルチディスプレー環境で、ウインドウを他のディスプレーに移動する場合は、マウス操作でウインドウを大きく動かして、他のディスプレーにドラッグする必要がある。
そこでWindowTeleportを使えば、ショートカットキーやマウスのセンターボタンクリックなどの操作で、ウインドウを移動できるようになり、手間が大幅に削減できる。ショートカット操作で切り替え画面を呼び出せるほか、Windowsキー+矢印キーで直接ウインドウを移動させることも可能だ。
Windowsのマルチディスプレー環境で
注意すべき点はなにか?
マルチディスプレー環境は非常に便利であり、いったんその快適さに慣れてしまうと、シングルディスプレー環境を狭く感じてしまう。2画面のデュアルディスプレー環境には飽き足らず、グラフィックスカードを複数差しするなどして、4画面や5画面のマルチディスプレー環境を構築している人もいるほどだ。
ウェブブラウザーやメールクライアント、Officeソフトといった、一般的なアプリケーションは、マルチディスプレー環境でも問題なく動作する。しかし一部、うまく動かないソフトウェアやハードウェアも存在するので注意が必要だ。
例えばマルチディスプレー環境で問題が出やすいソフトとしては、BD/DVD再生ソフトやテレビ視聴/録画ソフトなどがあげられる。これらのマルチメディア系ソフトは、プライマリディスプレーでしか表示できないものや、特定のマルチディスプレー環境ではエラーが出て実行できないものもある。また、バージョンを上げると問題が解消される場合もある。マルチディスプレー環境でこうしたアプリを使おうとする場合は、メーカーサイトなどでマルチディスプレー環境で動くかどうかをきちんと確認することをお勧めする。
また全画面表示が前提のゲームソフトでは、セカンダリディスプレー側には表示できない。ウインドウ表示が可能なゲームならば、ゲームをプレイしながらセカンダリディスプレーにウェブブラウザーを表示させて、攻略情報を見たり、チャットツールを表示させることは可能だ。全画面表示のゲームでも、情報を表示しておくだけなら問題ないが、ゲーム側の表示解像度がプライマリディスプレーの解像度より低いと、ゲームを全画面表示した途端にセカンダリ側の表示もずれてしまう。
この連載の記事
-
第2回
PC
フルHDはもう狭い!? 至高の27型WQHD液晶で広々大画面 -
第1回
PC
迫力のゲームや動画を楽しむなら27型フルHD液晶を買え! -
PC
23~24型はもう卒業!? 魅惑の27型液晶ディスプレー特集 - この連載の一覧へ