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「忘れ去られたCPU黒歴史」の電子書籍版が本日発売!

2012年08月09日 16時26分更新

文● ASCII.jp編集部

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ようやく発売されました「忘れ去られたCPU黒歴史」の電子書籍版でございます

 おかげさまで好評を博しております大原雄介氏の「忘れ去られたCPU黒歴史 Intel/AMDが振り返りたくない失敗作たち」の電子書籍版が、本日9日に「BOOKWALKER」などで配信を開始いたしました!

iOS版BOOKWALKERでの配信を開始いたしました。また、紀伊國屋 BookWeb楽天koboでも配信を開始いたしました。(2012年8月10日)

 CPU黒歴史は2011年8月から、4ヵ月に渡って掲載されたコーナーをまとめた書籍で、インテルやAMDのプロセッサーの中から「黒歴史」と呼ばれるのにふさわしい製品を選び、登場の背景と開発のコンセプト、そしてなぜ失敗したのかを解説した書籍でございます。Amazonでは発売当日に売り切れてしまい、その後もたびたび品切れになるなど、ご期待いただいておりましたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。

 書籍版での告知の繰り返しになりますが、CPU黒歴史に登場するプロセッサーは、80年代初期の「iAPX 432」から、2007年登場の「初代K10」まで、四半世紀にも及ぶ13編。

  • チップセットのバグで商品化もされずに消えた「Timna」
  • 巨大で複雑すぎて低性能、20年早すぎた「iAPX 432」
  • 先進的な設計も消費電力が多すぎて性能上がらぬ「Prescott」
  • 巨大チップで歩留まり悪化、改善前に時代遅れになった「K6-III」
  • 高すぎる消費電力にバグが追い打ちした「初代Phenom」
  • 丸パクリ、買い手なし、会社が消滅、マイナー系CPUの悲哀

 書籍化に当たっては各部を改稿し、より平易で読みやすいように修正。また、連載掲載時には写真を用意できなかったマイナーCPUについても、写真を掲載しています。さらに、書籍限定の書き下ろしとして、次世代Macintoshに採用されなかった幻のモトローラ製CPU「MC88000」シリーズを掲載。今のMacはインテルCPUを採用しているが、それ以前の「Power Macintosh」が誕生する前、MC68000シリーズとPowerPCシリーズの狭間に消えたCPUの話が読めるのは本書だけです。

電子書籍版はタブレットでの読書が快適!

iPadで表示したCPU黒歴史(写真は開発中時点のものです)

 電子書籍版はなんと言っても、7~10インチクラスのタブレットでの閲覧をお勧めしたいところです。担当も新iPadで試してみましたが、図版の拡大縮小も自在で実に読みやすくなっております。書籍化に当たっての難題のひとつが、図版のサイズがどうしても小さくなってしまう点でした。

細かい図版も拡大して読みやすい! ぜひiPadで体験してほしい

 その点電子書籍版ならば、図版の拡大も自由自在。書籍では細かくて見えにくい部分まで、自在に拡大して確認できます。著者の大原氏にも「本より読みやすい」と喜んでいただいております。

 手間と時間がかけられるなら、図版や写真のカラー化にも挑戦してみたいところでしたが、残念ながらそこまでは手を付けられておりません。ただ、書籍版にあった若干の誤字については訂正してありまして、いわば「CPU黒歴史 完全版」になっております。

 本日販売を開始いたしました電子書店は、「BOOKWALKER」と「BOOKWALKER for GREE」の2ヵ所。そのほかの電子書店サービスでも順次配信の予定であります。価格は書籍版と同じ1400円と、電子書籍としては少々お高い価格なのが恐縮ではありますが、書籍版を買い逃していた方、紙より電子書籍版で読みたいという方には、ぜひお試しいただければと思います。

■Amazon.co.jpで購入

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