8月7日、サイボウズは無料コラボレーションツール「サイボウズLive」のシステムアップデート実施を発表した。サイボウズLiveに登録した予定をGoogleカレンダーやOutlookなどのカレンダーツールに表示できるようになったほか、グループのトップ画面や添付ファイルの表示方式を改善した。
GoogleカレンダーやOutlookへの対応は、サイボウズLiveのグループイベントをスケジュールデータの標準フォーマット「iCalendar形式」で出力可能になったことによるもの。これにより、GoogleカレンダーやOutlookなどのiCalendar形式データの読み込みに対応したカレンダーツールに、グループイベントのデータを取り込んで表示が行なえる。サイボウズLiveに登録されたプロジェクトのスケジュール情報をユーザー個人が使用しているカレンダーツールに集約表示できるため、重要なイベントを見落とすことがなくなるとしている。
また、グループのトップページに、「掲示板」「ToDoリスト」「イベント」「共有フォルダ」の投稿内容が更新順に表示されるようになった。従来の表示形式ではリンクをクリックして画面を移動する必要があったが、画面を移動することなく最新の投稿内容をスムーズに確認できるようになったという。
そのほか、画像ファイル、テキストファイル、音声ファイルの表示方式を改善。画像の拡大表示や、音声の再生が画面内で行なえるようになった。テキストファイルについては、ファイルの拡張子に応じて文法を強調表示するシンタックスハイライトを採用した(一部対象外のブラウザもあり)。
