雑誌をめくるようになめらかなページ送り
サイズを変えても文字組みの崩れはなし
読みはじめて感じるのは、レスポンスが良いこと。紙のめくりを再現しているのだが、雑誌のページをめくるときのようにスラッと軽い。ラノベの命はスピードだ。電子書籍のリーダーは、モタモタしてしまっては残念なので、これは素直にうれしい。
目次にもページへのリンクが入っていて、該当のページまでジャンプできる。画面右上の「戻る」ボタンを押せば、直接、目次ページに戻ることも可能だ。ページを一気に飛ばしたいときはスクロールバーをスライドすれば指定のページに飛べる。サムネイルからページを選べる書籍もあるそうで、雑誌や写真集などで便利に使えそうだ(残念ながら「はがない」は非対応)。
画像はダブルタップで拡大する
iPadなら大画面で見開きも美しい
文字サイズは、2本指で画面をピンチするか、画面をダブルタップして変更する。サイズを変えても文字組みがくずれることはない。欧文ルールに則っている場合、冒頭に句読点(、)や読点(。)が来たり、ルビがズレてしまったり、ラノベで頻出する特殊文字や倍角が化けてしまったりすることがあるのだが「電子書籍 GALAPAGOS」では、そのようなこともなく、読書に集中できた。
逆に、口絵・挿絵はピンチでは拡大せず、ダブルタップで拡大画面をひらく。そこで好きなだけ夜空さんや星奈さんを堪能してくださいという仕様になっている。仕事なので遠慮なく存分に味わせていただいた。