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夏恒例「親子パソコン組み立て教室」を覗いてきたよ!

文●林 佑樹

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OSやアプリをインストール……は見守るだけ

 無事に組み立て終えたら,次はソフトウェアだ。インストールも行うのではなく、マウスコンピューターのスタッフが組み立てられたPCを受け取り、インストールを担当するという流れだった。インストールは自動化されているため、工場内のシステムに接続したあとは終わるのを待つだけ。どの子も最初は興味深そうに見ていたのだが、画面としては進捗バーが進むだけなので、すぐに飽きてしまい、最終的には大半の親子が同時開催されていた「訳ありセール」を覗きに行くという流れになっていた。

さきほど組み立てたPCをスタッフに渡す

初回起動をみんなで確認し、拍手が上がった

次々に届くPCをセットアップしていくお兄さん。普段は同時に10台以上を捌いているとのことで、軽快なフットワークを見せていた。「SSDだとインストールが速くて助かりますね!」とのこと(笑)

 だがしかし、先ほども紹介したボーイは興味津々に「いま何やってるの!」というナイスな状態であり、筆者はとても助かりました。ありがとう、ボーイ!! またボーイのパパンとはWIndows 3.1からWindows 95になったときグラフィカルUIに衝撃受けましたよね的な、おっさんトークをしていた。ふたりして気になっていたのは「高温エージングルーム」。スタッフさんに聞いたところ「約50度の環境で動作確認」だそうで、例により、ふたりして「ほほう。胸アツな環境ですね」などと答えていた。その間、ボーイは延々と画面とにらめっこ。OSとセキュリティソフトなどのインストールは、約30分ほどで終了。(PC構成により、もちろんこの時間は変わるのだが)

気になったら質問していたボーイ。パパンはそれを見守るだけだった。

大の大人ふたりが気になっていた「高温エージングルーム」。約50度の環境での動作チェックを行う

インストール作業を最後まで見守りVサイン

ちなみにインストール中の壁紙は管理番号が並ぶものになる。もちろん、1台1台で設定が異なるため、設定ミスを未然に防ぐためだ

最後は梱包して終わり

ノリノリなボーイ。安定のドヤ顔である。男児部門では写真のボーイが最速だった

女の子部門では11型に苦戦していたガールが最速だった。全体約3時間の教室だった

チャンスがあればエントリー!!

 初めてのトライアルということで、ドライバーひとつに苦戦する様は新鮮でまた懐かしくあった。そういえば、筆者いつドライバーを手にしたかいまいち覚えていないのだが、そういった思い出はとても大切。また使用するPCを自分で組み立てることで、より一層の愛着が沸くことも事実。それは自作er諸君が一番よく知っていることだろう。

 小学6年生限定なので、参加条件を満たす状況制限は多いが、日常的に目にするPCがどうやって組み立てられているのかを知ってもらうにはいいチャンス。来年、条件を満たすという親子さんは、マウスコンピューターの「親子パソコン組み立て教室」にエントリーしてもらいたい。

筆者紹介

 フリーランスの編集・ライター、ときどきフォトグラファー。 取材時に「そうか、静電気除去バンドがあれば、全裸にならなくてもいいんだ!」と編集氏に伝えたところ、普段どんな状況で自作しているのか疑問にもたれたのであった。

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