USBに準拠しているかをチェック!
たとえ猛暑の中でも、顔色ひとつ変えずバリバリ仕事や勉強をこなす姿を女子が見れば、目がハートマークになること間違いなし! そんな男子力を高めるUSB扇風機ではあるが、世の中のUSBヘンテコグッズは、往々にしてPCの規格となっている「USBポート1口から取れる電流は500mAまで」という仕様を、ブッチしてたり、ガン無視を決め込んでいたりする(おもに電熱線やペルチェ素子を使ったもの)。
扇風機のモーターは、安定回転すればそれほど電流を食わないが、スイッチONした瞬間に大きな電流が流れる「突入電流」と呼ばれるものがある。エアコンやレーザープリンタの電源を入れると、一瞬部屋の明かりが暗くなるあの現象だ。USB扇風機の場合は、微々たるモンだが、規格内に収まっているかどうかも調べてみよう。
まず、緑の安定してファンが回っている状態の電流を見てみよう。USBの規格外となっているのは、「LEDスタンド&クーリングファン」だ。扇風機だけでも670mAと規格の500mAを越えてしまっているが、LEDライトも併用すると750mAまで流れるので、PCのUSBポートに挿すのはちょっと避けたほうがいいかもしれない。この扇風機は、スマートフォンなどを充電するACアダプター式のUSB電源(出力1A以上)を使うといいだろう。
そのほかの扇風機は安定運転中は500mAを越えないので、PCのUSBポートに差し込んでも大丈夫。ただ、羽なし扇風機は突入電流が650mAと若干高いので、心配であればACアダプターを使うといい。
また公園やキャンプ場、砂漠や洋上でノートPCなどに接続して、扇風機で涼を取りながらPCで作業するなら、一番省電力の「首フリ扇風機(水冷セット)」がオススメだ。弱で使うと250mAしか消費しないので、そのぶんPCで長時間作業でき、男子力も高まるに違いない。
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