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ミラーレス機でこそカッコよく撮る! 単焦点レンズのススメ

2012年07月26日 12時00分更新

文● 周防克弥

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α用の多種多様なレンズを使ってみる

AマウントレンズをNEXシリーズに装着するためのマウントアダプター。内部には「トランスルーセントミラー・テクノロジー」の特徴である半透過型ミラーが見える

アダプターのみをNEX-7に装着したのが左。さらに50mmレンズを装着すると右のようになる。かなりゴツい感じだが、この状態でαのトランスルーセントミラー・テクノロジー採用機と同等のAF動作が可能になる

 NEXが採用する「Eマウント」にはまだ単焦点レンズが少ない。しかしNEXには純正のマウントアダプターが用意されており、一眼レフの「α」用レンズ(Aマウント)をNEXで使うことが可能だ。

 マウントアダプターも新型の「LA-EA2」(実売価格3万3000円前後)を使えば、半透過型ミラーを採用した「トランスルーセント・テクノロジー」の高速なAFを味わうことができる。

α用のAマウントレンズ。左が「SAL50F14 50mm F1.4」、右が「SAL100M28 100mm F2.8 Macro」だ

 たくさんあるα用のレンズの中から今回は標準レンズ中の標準レンズ「SAL50F14 50mm F1.4」(実売価格3万7000円前後)と、一般的な中望遠マクロレンズ「SAL100M28 100mm F2.8 Macro」(実売価格6万5000円前後)を試用した。

50mmは代表的な標準レンズで最大径65.5mm、長さ43mm、最小絞りはF22。最短撮影距離は45cmで、重さは約220gとなる

接写用のマクロレンズとしては一般的な100mmの中望遠レンズ。最大径75mm、長さ98.5mm、最小絞りF32、最短撮影距離は35cm、重さは約505gと重量級。等倍撮影が可能だ

 50mm/F1.4はNEXシリーズにはまだない開放F値F1.4という明るさが魅力。NEXシリーズに装着すると約75mm相当の中望遠レンズになる。

 100mmマクロは35mm判フルサイズで使う分には普通の中望遠マクロだが、NEXシリーズでは約150mm相当のマクロレンズになる。

 望遠マクロは被写体との距離を大きくとれるのと、不自然なパースペクティブ(遠近感)がつかない、背景を整理しやすいなど、静物撮影の機会が多い人にはぜひ注目してほしいレンズだ。

50mmの絞りの違い

F1.4

F1.4

F2.0

F2.0

F2.8

F2.8

F4.0

F4.0

F5.6

F5.6

F8.0

F8.0

F11

F16

 50mm/F1.4は柔らかい描写と自然なぼけ具合がいい感じ。さすがに近接撮影で絞り開放付近はピントの合う範囲、被写界深度が浅くなりすぎてしまうので、ある程度は絞りを絞ったほうがいいことが多い。

100mmの絞りの違い

F2.8

F2.8

F4.0

F4.0

F5.6

F5.6

F8.0

F8.0

F11

F11

F16

F16

F22

F22

F32

F32

 100mm/F2.8マクロは、被写体からレンズ先端までの距離、ワーキングディスタンスが長くとれるので離れた被写体や近づけない被写体を撮るときに便利だ。

スタイリッシュなミラーレスで
カッコよく撮る秘訣が単焦点レンズ

 いまどきはレンズといえば1本で幅広い焦点距離をカバーできるズームレンズのほうが一般的で、焦点距離が固定されている単焦点レンズはちょっと特殊なレンズの部類に入ってしまうかもしれない。

 しかし筆者が写真を撮り始めた頃はまだズームレンズこそ特殊なレンズで、画質的に辛うじて写る程度でしかなかった。最近では単焦点でもズームでも画質の差は昔ほどはなくなってきている。技術の進歩を著しく感じる点でもある。

 ズームレンズに比べて単焦点レンズの利点と言えば、少し前までなら「明るい」「画質がいい」「小型軽量」などと言われていたが、ここ最近のズームレンズは意外にも明るかったり、画質がよかったり、小さくて軽かったりするものが多い。

 などなど、ズームレンズに対する単焦点レンズのアドバンテージは少なくなってきてはいるが、やはりレンズの開放絞り値が明るい点や収差の少なさ描写性能の高さでは単焦点レンズのほうがまだ優っている部分が多い。

 それにズームレンズを装着して撮っている姿よりも単焦点レンズで構図を考えながら撮影している姿のほうがカッコよく見えたりするものである。スタイルにもこだわる一眼ライフ送るなら、単焦点レンズはオススメである。


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