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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第16回

今年こそ気を付けたい「VAIO Z」節電テクニック

2012年07月23日 13時00分更新

文● 高橋量

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電力プランの詳細設定でさらに節電!

 電力オプションの詳細設定を利用することで、電源プランの節電方法を細かくカスタマイズできる。動画の再生品質を調整したり冷却ファンの動作を設定することで、自分の使い方に合った電源プランに変更可能だ。

Windowsモビリティセンターを開き、電池アイコンをクリック。電源プランの種類が表示されたら「プラン設定の変更」をクリック

電源プランの設定画面が表示される。「詳細な電源設定の変更」をクリック

CPUやハードディスクなど、さまざまなパーツや機能の詳細な電源設定が行なえる

 オススメのワザは「ワイヤレスアダプターの設定」で、「省電力(高)」に設定することで無線LANアダプタの電源消費を抑えられる。ただし、アクセスポイント(親機)によっては無線LANに接続できなくなる場合がある。そんなときは「最大パフォーマンス」に変更しよう。

節電のために普段の作業を見なおそう

 日常の操作を改善することで、より効果的な節電が可能だ。たとえばマシンを使わない場合、一時的に離席する程度ならスリープか休止状態にしよう。スリープは休止状態よりも復帰が早いが、作業内容がメモリーに保存されるため電力をわずかに消費する。休止状態は作業内容をHDDに保存するため読み込みに若干時間がかかるが、休止中に電力を消費しないのが魅力だ。離席時間が短いならスリープ、長いなら休止状態と、それぞれを使い分けるといいだろう。

スタートメニューからスリープや休止状態を選択するのが通常の操作。しかしマウスやキーボードの操作が必要で面倒だ

電源オプションの詳細設定を開き、電源ボタンとカバーの操作にそれぞれスリープと休止状態を割り当てる。マウス操作なしでの使い分けが可能だ

 1日以上マシンを使わない場合はWindows 7をシャットダウンし、待機中の消費電力を抑えるために電源ケーブルをコンセントから抜いておこう。コンセントを抜くのが面倒な場合は、スイッチ付きの電源タップがオススメ。スイッチをオフにすれば、コンセントを抜いたときと同じ節電効果を得られる。

 またマシンを使用中でも、光学ドライブや複数のモニターを使わないのであれば、Power Media Dockを外しておこう。さらに使わないUSB機器の電源を落としたり端子を抜いたりすることで、節電効果を得られる場合がある。

 ディスプレーの明るさを落とすのも節電には効果的だ。Windowsモビリティセンターから「ディスプレイの明るさ」で好みの明るさに調整しよう。また見落としがちなのがスピーカーのボリューム。音量が大きいほど消費電力を必要とするので、低めに設定するのがオススメだ。

Windowsモビリティセンターでディスプレーの明るさを調整可能

 キーボードのバックライトを非点灯に設定することでも、消費電力を抑えられる。付属アプリケーション「VAIOの設定」から設定可能だ。

「VAIOの設定」を起動し、「キーボード・マウス」→「バックライトキーボード」とクリック。画面右の設定項目から「点灯しない」を選択し「OK」をクリックする

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