富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく月曜日。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。
これでいつ「ボス」が来ても安心
iPhoneでウェブブラウジングをしているときに、閲覧履歴を残したくないという状況になったことはないだろうか。人のiPhoneを借りてウェブページを見ているときはもちろん、友人や恋人に貸しているときにうっかり見られたらどうしよう……という場合もありうる。そのたびに履歴を消去するというやり方もあるにはあるが、毎回全消去されているのはかえって怪しい。また、人から借りて使っている場合は、持ち主の閲覧履歴まで消してしまうことになる。そこで、今回は「Safari」に備えられている、履歴を残さない「プライベートブラウザ機能」を紹介しよう。
まず「設定」アプリから【Safari】を開き、【プライバシー】の項目にある【プライベートブラウズ】をオンにしよう。このときに、既にSafariで開いているタブを消すかそのままにするかを選ぶことができる。オンにしたら、さっそくSafariを起動してみよう。デザインが青から黒になっていれば、プライベートブラウズ機能が有効になっている証拠だ。
「設定」アプリから、【Safari】を開いて、【プライベートブラウズ】をオンに。この際に、Safariで開いているタブを消すかどうか選べるのがうれしい。なお、オフにするときも同様にタブを消すか残すかを選べる
この状態なら、どんなサイトを見ていても履歴に残らない。ちょっといやらしいサイトでも、人には万が一でも見られたくない趣味のサイトでも大丈夫というわけだ。ただし、タブそのものは残ってしまうので気をつけよう。万全を期したいなら、プライベートブラウズでもこまめにタブを消すように心がけるべし。なお、設定アプリで【プライベートブラウズ】をオフにするときも、開いているタブを消すかどうかを選べる。
誰かにSafariの履歴までチェックされるという事態はあまりないかもしれないが、念には念を入れたい……という人にはオススメ。また、友人に「ちょっと貸して!」と言われたときにこのモードを設定して、「履歴が残らないから、好きなもの見ていいよ」と言えば、相手に「気が利く人だな」と思ってもらえるかも。

このテクを使っている覆面:ニッシーさん
リア充としては必須の、プライバシーを守るテクニック。この状態で画面を覗きこまれて「あれ、何で黒いの?」と聞かれた時は、「設定で変更できるんだよ、こっちの方がかっこよくない?」などと返せばよい。できる男は言い訳もスマートに、が鉄則だ。

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