やっぱりフルHDの番組は
フルHDディスプレーで楽しむでしょう!
では早速、Twonky Beamを使ってみた。PlayストアでTwonky Beamを検索し、アプリをインストール。アプリを起動すると、「U-NEXT」やら「YouTube」やらと動画配信サービスのアイコンがずらっと並ぶ。
Twonky Beamは単にDLNAアプリというわけではなく、動画サービスの視聴も可能なクライアントアプリのようだ。ちなみにU-NEXTはまだサービスを開始していないので視聴できなかった。
肝心のDLNA機能はアドレスバー右端のホームアイコンをタップすると利用できる。同一LAN上にあるDLNAサーバーが表示され、それをタップすると番組リストなどが表示される。
今回はREGZAサーバー「DBR-M190」の録画番組を視聴してみる。地上波6局の過去数日分の番組を録り貯める「タイムシフトマシン」機能を備える“全録レコーダー”だ。
見るまでの手順は何の問題もなし
ただし再生は無線LAN環境次第!?
DBR-M190にアクセスし、日付別やチャンネル別のフォルダーをたどり、見たい番組をタップする。すると、見事に再生が開始された!
……が、数分再生すると画面がピタっと止まり、しばらく動かなくなる。おそらくデータの読み込みをしているようだが、場合によってはそのまま再生が終了してしまうこともあった。
さらに何回かトライしてみたところ、(HDではない)CSの番組であれば問題なく再生され、地デジの映像はたまに止まることがあり、BSの放送では結構な頻度で止まる、という傾向が見られた。どうやらBS番組のストリーミングデータ量は無線LANの帯域ギリギリのようだ。
無線LAN回線の制約によるところなのでいたしかたないのだが、ちょっと残念。ただし、フルHD解像度ということで画質は言うことなし。特に地デジの映画などはかなりの没入感で堪能できる。
ウェブブラウズ端末からサブテレビまで
1台あるといろいろ活躍してくれそう
REGZAサーバーとTwonky Beamの組み合わせでは、録画番組の持ち出しや現在放送中の番組をREGZAサーバー経由で見る、というのはできないようだが、正直タイムシフトマシンの過去番組が手元のタブレットで見放題ということであれば、それだけでもうれしい。
ICONIA TAB A700をサブテレビとしても使えるし、デジタル一眼レフで撮影した写真の細部の確認にも使えるし、もちろんウェブブラウズやゲームといったタブレットとしての使い方もできる。
一石二鳥にも三鳥にもなる本機。特に全録レコーダーやBDレコーダーを愛するユーザーには必携アイテムではないだろうか。