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1ランク上の激安13型Ultrabook、ソニー「VAIO T 13」

2012年07月18日 13時00分更新

文● 高橋量

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第3世代(Ivy Bridge)のプロセッサーを採用
IRST対応SSDで高速なファイルアクセスが可能!

 VAIO Tシリーズ13試用機では、Coreシリーズ第3世代、Ivy BridgeのCore i5-3317U(1.7GHz)を搭載している。TDPは17Wの超低電圧版で、コア数は2。ハイパースレッディング・テクノロジーに対応しているため、4スレッドでの処理が可能だ。

試用機の主なスペック
製品名 VAIO Tシリーズ13
型番 SVT13119FJS
CPU Intel Core i5-3317U(1.7GHz)
チップセット Mobile Intel HM77 Express
メインメモリー 4GB(最大8GB) PC3L-10600 DDR3L
ディスプレー(最大解像度) 13.3型ワイド(1366×768ドット)、LEDバックライト
グラフィックス機能 Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)
ストレージ 32GB SSD(IRST対応)+500GB HDD
光学式ドライブ
通信機能 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)
インターフェース USB 3.0端子、USB 2.0端子、HDMI端子、アナログRGB端子、131万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0+HS
カードスロット メモリカードスロット(SD/SDHC/SDXC、メモリースティック デュオ)
テレビ機能 -
サウンド機能 xLOUD、Clear Phase、ステレオスピーカー、モノラルマイク、ヘッドホン端子
本体サイズ/重量 約幅323×奥行き226×高さ17.8mm/約1.6kg
バッテリー駆動時間 約6.5時間
OS Windows 7 Home Premium SP1(64bit)

 GPUは、CPUに内蔵されたIntel HD Graphics 4000を利用する。第2世代のSandyBridgeに搭載されたIntel HD Graphics 3000よりも、高速なグラフィック描画を期待できる。メモリーは4GBで、最大8GBまで増設が可能。チップセットは、Mobile Intel HM77 Expressだ。

 ストレージは、ほかのUltrabookに比べてかなり特徴的だ。32GBのSSDをHDDのキャッシュとして利用するIntel Rapid Storage technology(IRST)構成を採用。HDDのみの構成よりも、高速なアクセスを実現している。HDDの容量は500GB(5400回転)で、Ultrabookながら大容量のデータ領域を利用可能だ。

SSDをHDDのキャッシュとして利用する形態を採用。SSDはハードウェア的には表示されるが、ドライブとしては利用できない

 無線通信機能としては、IEEE802.11b/g/nの無線LAN、Bluetooth 4.0+HSに対応。インターフェース類は、外付け機器接続用としてUSB 3.0端子とUSB 2.0端子が1基ずつ、映像出力用にはアナログRGB端子とHDMI端子が用意されている。

VAIO Tシリーズ13の本体前面。無線LANやバッテリー、ストレージへのアクセス状態を示すLEDが配置されている

本体背面はなにもないシンプルなデザイン。液晶ディスプレイのヒンジ部分には、鏡面仕上げの樹脂が使われている

本体左側面。左から電源コネクター、USB 2.0端子、USB 3.0端子と並ぶ。USB 3.0端子は電源オフ時でもデジタル機器の充電が可能だ

本体右側面には、左からオーディオ端子、メモリカードスロット、HDMI端子、アナログRGB端子、有線LAN端子を配置。対応メモリーカードはSD/SDHC/SDXC、メモリースティック デュオ

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