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女子高校生のスマホ率上昇! でもフィルタリングは軽視?

2012年07月13日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 デジタルアーツは12日、未成年の携帯電話・スマートフォン使用の実態調査結果を発表した。同社は有害サイトのフィルタリングソフトを販売する大手メーカーで、2011年11月にも同様の調査を行なっており、今回が2回目の調査発表となる。調査対象は全国の10~18歳の男女618人と10~18歳の子供を末子に持つ保護者618人の計1236人。

「LINE」は女子高校生のスマホユーザーの7割が導入!

今回の調査結果を発表したデジタルアーツの経営企画室 広報・コーポレートマーケティング担当の吉田さん

 前回の調査結果は2011年12月に発表されたが、今回の調査と比較した結果、スマートフォンを使用している未成年の割合が急激に増加していることが判明した。調査結果によると、前回の所有率が14.4%だったものが、今回の調査では30.6%に倍増している。またスマートフォンを利用していない未成年も今後56.8%が今後使用したいと回答しており、スマートフォンへの関心の高さがうかがえる。特筆すべきなのは高校生のスマートフォン所有率で、男子高校生は47.6%、女子高校生は半数越えの54.4%という結果になっており、未成年のスマートフォン使用率を大きく引き上げている。また現在フィーチャーフォンしか使用していないがスマートフォンにしたいと考えている高校生は男子が47.6%、女子が41.7%となっており、他の年代に比べて突出してスマートフォンに対しての興味が高いようだ。

 このように未成年の間で人気のスマートフォンであるが、彼らはどのようなソフトを利用しているのか? 1位から順に並べてみると「YouTube」(66.7%)、「ゲーム」(66.1%)、「LINE」(42.1%)、「Twitter」(38.3%)、「ニコニコ動画」(32.2%)、「mixi」(25.7%)、「Skype」(24.6%)というようになっており、ゲームはもちろんのこと動画サイトやソーシャルネットアプリを頻繁に利用している。ここでおもしろいのが男女高校生の利用率が未成年全体の数値を後押ししているところだ。たとえばYouTubeは男子高校生が74.5%、女子高校生が83.3%が利用と非常に高い数値を示している。またLINEは男子高校生が57.4%、女子高校生が70.4%となっており、LINEがスマートフォンを所有する女子高校生の間で流行っているという話が数値として表れた格好だ。一方、保護者のLINEの利用率は父親が15.6%、母親が27.3%と女性側が高くなっており、今回の調査結果を発表したデジタルアーツの経営企画室 広報・コーポレートマーケティング担当の吉田さんによると「LINEを使って母と子がコミュニケーションを取っている可能性が高い」としている。

 
LINEは女子高校生の間で人気があるという実態が数値としても明らかになった。母親にも人気というのは親子間で連絡を取り合っているのかもしれない

未成年のコンテンツフィルタリングは やや減少傾向にある?

 未成年間でのスマートフォン普及に伴い、フィルタリング使用率の変化も見逃せない内容だ。調査では未成年のスマートフォンユーザーのうち23.8%が「フィルタリングソフトを使用している」という。一方、「以前は使用していたが現在は使っていない」という比率は20.6%、「一度も使ったことがない」は27.5%となっている。同様に未成年のフィーチャーフォンユーザーの結果は、「フィルタリングソフトを使用している」が39.2%、「以前は使用していたが現在は使っていない」が4.7%、「一度も使ったことがない」が18.4%となっており、大きな乖離がある。ちなみに2011年に調査した結果と比べると、未成年のスマートフォンユーザーのフィルタリングソフト導入率は6.1%ほど減少しているとしている。

 これに関しては、未成年のスマートフォン所有者のうち約半数にあたる53.5%が購入時にフィルタリングの説明を「受けていない」「覚えていない」とことから、店頭での説明が徹底されていないことや、店頭でのフィルタリングを推奨する社会的背景まで説明しきれていない傾向があるのではないかと分析している。

 

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