マイクロソフトは、カナダ・トロントで開催している同社のパートナー向けイベント「Worldwide Partner Conference」において、Windows 8の詳細を発表した。
その中で、Windows 8の製品版となるRTM(Release to Manufacturing)版のリリースを8月第1週にすると確認。また、同時期にSoftware Assuranceに加入しているエンタープライズ顧客への提供を開始するとともに、Windows 8向けのアプリストアである「Windows Store」でのアプリ販売も開始する。
そして、一般向けの販売は10月末。Windows 8/Windows RT搭載PCについても同じく10月にスタートする。Windows 8は109の言語で、世界の231のマーケットで利用可能になるとのこと。
既存ユーザーへのアップグレードは39.99ドル
なお、7月2日の情報だが、既存のWindows XP/Vista/7ユーザー向けに「Windows 8 Pro」へのアップグレードを、39.99ドルでダウンロード提供することについても公開している。
このアップグレード版Windows 8は「Windows.com」から購入できる。また、「Windows 8 Upgrade Assistant」というツールも用意されており、自分のPCがWindows 8に対応しているかを確認しながら、ダウンロードやインストールが可能。ダウンロードしたイメージは、ユーザー自らDVDに記録するほか、15ドルでバックアップDVDも発送されるとしている。
このアップグレードの提供は2013年1月31日まで。国内での対応は不明だが、100の国と37の言語で提供されるとのことで、日本が含まれていることも当然期待したい。