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まかふぃーぶはじめました 第14回

後編・マカフィーに内緒で「マカフィー・ウイルス駆除サービス」を試す!

マカフィーのお姉さんが僕のPCを優しく治してくれた(意味深)

2012年07月19日 09時00分更新

文● 林 佑樹/まかふぃーぶ

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マカフィー御用達ソフトでまずは状況確認

 リモート接続が完了すると「McafeeTool」フォルダーをまずは送信して、マカフィー御用達ソフトで状況の確認から始まる。同フォルダーにはAutoruns for WindowsやGMER、Process Explorer、rootkitremoverなどが入っていた。

 まず最初に実行したのはProcess Explorer。怪しげな実行ファイルが動いていないかをチェックしていく。ここで発見されたプロセスは「mshta.exe」。1つではなく、複数存在していたので、このプロセスを停止させる。

1. まずデスクトップに送信されたのは「McafeeTool」フォルダー。Autoruns for WindowsやGMER、Process Explorer、rootkitremoverなどが入っている

2. さっそくProcess Explorerで現状の確認

3. 原因であるhtaアプリケーションのプロセスを発見

4 プロセスをカットしてみる

 次にAutoruns for Windowsで、起動時に自動的に実行される項目の確認。やはりここでも実行するように登録されていたので、チェックボックスを解除。タスクスケジューラーのチェックでも設定が見つかったので同様に削除していった。

 さらにシステム情報にあるスタートアッププログラムにも存在。レジストリに書き込まれていたため、レジストリエディターを起動して該当部分を削除。これで一連の流れは完了。この時点で、画面左側のポップアップは表示されなくなったので、確認のため再起動。

5. Autoruns for Windowsで、スタートアップ時に起動するアプリケーションを確認。ひとつだけ開発元不明の実行ファイルの存在が

6. そんなチェックをしていたところ、再び表示されるようになったため、タスクスケジューラとレジストリ方面を確認することに

7. タスクスケジューラの画面。しっかりとセットされていますなぁ

8. 次にレジストリエディターを起動。レジストリを操作する確認とバックアップを取ってからの作業になる

9. レジストリエディターで問題の箇所を発見

10. 問答無用で削除して、再起動へ

 以上でまず1つめのポップアップが消えた。次は右端を占有し、一定間隔で最前面に出てくる面倒なほうへの対処。これも先と同様の流れの末、再起動。よくあるパターンだったのか、マカフィー担当者の処置はじつに体系付けられた操作で気持ちがいいものだった。

 もちろん、このときに気になることがあれば質問してもOKだし、電話代が気になるようなら処置が終わるまで切っておくこともできる。

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