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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第15回

「VAIO Z」春夏モデルの性能をベンチマークで調査!

2012年07月09日 11時00分更新

文● 高橋量

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「PCMark Vantage」

 PCの総合的な性能を計測する「PCMark Vantage」では、それぞれに大きな差は現われなかった。本体のみのスコアでは夏モデルが春モデルよりも低い結果となっているが、スコアは利用状態によって微動するので誤差程度に考えていいだろう。ただし、ゲーム性能を表わす「Gaming Score」では、本体のみの場合で「10782」から「13249」と23%ほど向上している。

春モデルと夏モデルの「PCMark Vantage」のベンチマーク比較

ゲーム系ベンチマーク

 「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」のベンチマークでは、夏モデルがのスコアが大きく向上している。本体のみの場合で「2092」から「4099」と2倍近いスコアだ。やはりここでも、春モデルでPower Media Dockを接続したときのスコアよりも、本体のみのほうがスコアが高い。これだけの性能があれば、本体のみでも3Dゲームを快適に遊べるだろう。

春モデルと夏モデルの「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」(解像度1280×720ドット)のベンチマーク比較

 以上の結果から分かるように、新しいVAIO Zではグラフィックス性能が大きく向上している。最新ゲームはもちろん、動画や画像関連のソフトも快適に利用できるだろう。VAIO Z夏モデルは、ネット閲覧や仕事、趣味などあらゆる分野で使える万能モバイルノートとしての魅力が高まっているのだ。

主なスペック
製品名 VAIO Z
(グロッシープレミアムカーボン)
型番 SVZ1311AJ
店頭想定価格 12万1800円から(キャンペーン適用価格)
CPU Intel Core i7-3612QM(2.1GHz)/3520M(2.9GHz)、Intel Core i5-3320M(2.6GHz)/3210M(2.5GHz)、Intel Core i3-3110M(2.4GHz)
チップセット Mobile Intel HM77 Express
メインメモリー 4/6/8GB(最大8GB)
ディスプレー
(最大解像度)
13.1型ワイド(1600×900ドット/LEDバックライト)、13.1型ワイド(1920×1080ドット/Adobe RGBカバー率96%/LEDバックライト)
グラフィックス機能 Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、別売Power Media Dock接続時AMD Radeon 7670M(1GB)
ストレージ 第3世代SSD RAID 128(64×2)/256(128×2)/512(256×2)GB
光学式ドライブ ―(別売Power Media Dock「VGP-PRZ20A/B」接続時Blu-ray Discドライブ、別売「VGP-PRZ20A/B」接続時DVDスーパーマルチドライブ)
通信機能 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、WiMAXあり/なし、無線WAN(LTE)あり/なし
インターフェース USB 3.0端子、ドッキングステーション/USB端子(USB 3.0)、アナログRGB端子、HDMI端子、Bluetooth 4.0+HS。131万画素ウェブカメラあり/なし。Power Media Dock接続時は、USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、アナログRGB端子×2、HDMI端子×2
カードスロット メモリースティック Duoスロット、SD/SDHC/SDXC(UHS)メモリーカードスロット
テレビ機能
サウンド機能 内蔵ステレオスピーカー、内蔵デジタルマイク、デジタルノイズキャンセリング、Dolby Home Theater v4
本体サイズ/重量 約幅330×奥行き210×高さ16.65〜24.75mm/約1.15kg(本体最軽量時)、別売Power Media Dock: 約幅148×奥行き220×高さ16.65mm/約685g
バッテリー駆動時間 約7.5〜約9.5時間(内蔵用)、約18時間(内蔵用+拡張用シートバッテリー)
OS Windows 7 Home Premium SP1/Professional SP1/Ultimate SP1(すべて64bit)
ソニーストア

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