7月9日、日本技芸は、「Google Apps for Business(Google Apps)」を拡張する独自サービス「rakumo」シリーズの新製品として、「rakumoタイムレコーダー」の販売開始を発表した。
rakumoタイムレコーダーは、従業員の出退勤情報をGoogle App Engineの「高可用オプション(High Replication Datastore)」を適用した環境に保存していくサービス。Web画面上での打刻だけでなく、FelicaをFelicaリーダーにかざすことによる打刻にも対応するのが大きな特徴だ。
また、打刻の状況をタイムライン表示することで、打刻時間を仲間と競いあったり、未打刻の仲間を気遣ったりするような、ソーシャルの要素、ゲーミフィケーションの要素を盛り込んだという。これにより、出退勤のデータをより正確にリアルタイムに把握したいという要望に応えるだけでなく、同じ勤務環境で働く仲間を意識し・気遣うきっかけを与える、という勤怠管理に新しい価値を付け加え、単なる打刻の電子化に留まらない製品としてリリースすることができたとしている。今後は、Google+やChatterのタイムラインへフィードしていく機能も実装していく予定だ。
rakumoタイムレコーダーの価格は、1アカウントあたり月額105円。Google Apps for Businessライセンス料などは別途必要だ。
