FRISKのケースのような超小型のAndroid端末「Thumb Drive Android 4.0」が三月兎2号店、SOUTHTOWN437に入荷している。価格は両店ともに7980円とお手頃価格だ。
手のひらサイズのAndroid端末という意味では、先週紹介したサンコーの「Androidスティック with DUALCORE」と同様の製品。側面にHDMI出力端子があり、テレビやディスプレーに接続して使用できる。ただし、今回発売されたThumb Drive Android 4.0は直挿しタイプではなく、HDMIケーブルでの接続となる。
搭載チップセットはCortex-A8ベース(CPU 1GHz+GPU 500MHz)で、メインメモリはDDR3 1GB。ストレージ容量は4GBで、外部ストレージに最大32GBのmicroSDカードを使用できる。ホスト対応のUSB端子も搭載し、ショップによれば、ワイヤレスのマウスやキーボードも認識できたという。IEEE 802.11b/g/nの無線LANにも対応している。
バッテリーは内蔵せず、専用のACアダプター(5V2A)を使用する仕組みのため、モバイルよりは据え置き機としての使い方が主になると思われる。
実際に使用したショップスタッフによると「動画補正能力が高く、大きい画面で出力してもキレイな映像が楽しめた」とのことで、小振りながらも性能は申し分なし。「ポストPC時代」もすぐ近くまでやってきているのかもしれない。