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気分は特撮ヒーローだ!? 腕時計型Androidスマホ登場

2012年07月05日 11時30分更新

文● 絵踏 一

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 ウェアラブルスタイルで使用できる、腕時計のようなAndroidスマートフォン「Android Watch Z1」のサンプル品が三月兎2号店やSOUTHTOWN437に入荷。展示デモが行なわれている。メーカーは同様の製品を積極的に展開する、中国のNeuFashion。

未来のスマホはこうなるかも? 腕時計スタイルで身につけられるAndroidスマホ「Android Watch Z1」がアキバに登場。個性的なモバイラーには見逃せないアイテムかも?

2型の小振りな液晶をのぞけば、いたって普通のAndroid端末。ちなみに三月兎2号店ではシルバーモデル、SOUTHTOWN437ではブラックモデルが展示されている

 Android Watch Z1は、腕時計のように装着できる未来感あふれるAndroidスマートフォン。2型(320×240ドット)の静電容量式タッチパネルを採用するコンパクトな筐体ながら、BluetoothやGPS、加速度センサー、無線LAN機能を搭載するなど、なかなかに高機能。ただし対応するのはGSMのみのため、日本国内ではスマートフォンとしては使えなさそう。ちなみに搭載OSはAndroid 2.2。

腕時計バンドの先端はUSB端子になっている。裏蓋を兼ねたバッテリーを外せばSIMスロットとmicroSDカードスロットが顔を出す

 搭載する「MTK6516」は、CPU(460MHz)+GPU(280MHz)のデュアルチップ構成。ストレージ容量は2GBで、別途最大32GBまでのmicroSDカードを外部ストレージとして利用できる。

 実際に使用した印象は、多少タッチパネルの感度は甘いものの、スペックを考えれば十分に“許せる”といったところ。腕時計に口を近付けて通話するという特撮ばりのスタイルは(国内では)諦めるとして、人とは一風違ったモバイルライフを追求する猛者には注目のアイテムだ。

本体側面には電源ボタンやミュート、音量調節ボタンなどの操作ボタンのほか、200万画素のカメラが搭載されている

 展示デモを行なっている三月兎とSOUTHTOWN437では7月中旬に入荷する予定とのことで、すでに店頭での予約が始まっている。カラバリはブラック、シルバー、ピンク、ホワイトの4色がパッケージで確認できるものの、両店によれば「ピンクモデルは入荷しない」とのこと。早い内ならカラーを指定して予約できるとのことで、気になる人は予約を検討してみよう。予価は両店ともに2万2800円だ。

【取材協力】

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