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富士見iPhoneクラブ 第36回

「オススメアプリは?」「僕は死にましぇん」「え…」「セイェーッス!!」

2012年07月04日 12時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(編集担当:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、自分がお気に入りのiPhoneアプリを紹介する水曜日。ゆるふわ&腹黒なメンバーが、毎回役立つ(?)アプリをピックアップしていくぞ。

僕は死にましぇん App
価格無料 作者Goodia Inc.
バージョン1.0.0 ファイル容量7.0 MB
カテゴリーゲーム ユーザーの評価(4.0)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.0以降

トラックにはねられないよう頑張っていこうぜ

あのトレンディドラマの名シーンを再現してしまった『僕は死にましぇん』

 放送から何年が経過しても、語り継がれる名シーンというものが存在する。ドラマ『101回目のプロポーズ』にも、そんな超有名シーンがあるのだが、皆さんは覚えているだろうか。恋人を失うのが怖い……という女性に対し、主人公が走ってきたトラック(正確にはダンプカー)の前に飛び出し、「僕は死にましぇん!」と絶叫するところだ。

 流行語大賞にもなったこの場面にあこがれ、止まっているトラックの前で「僕は死にましぇん」とマネした世代にぴったりのアプリがこちら。「僕は死にましぇん」は、まさしくあの名シーンを再現した内容のゲームアプリなのだ。

 アプリを起動して、メニューから【スタート】をタップすればゲーム開始。左に男性、右に女性がいるが、もちろん前者がプレイヤーキャラだ。「よーい」の後に「スタート!」と出てしばらくすると、トラックが走ってくる。そこで、タイミングよくタップして、男を飛び出させる。トラックにぶつからないギリギリのところを狙うというわけで、近ければ近いほど高得点となる。もちろん、遅すぎればトラックにはね飛ばされてしまい、ゲームオーバー。告白失敗となる。この場合、女性が救急車も呼ばずに帰ってしまうのがシビアだ。

トラックが突っ込んでくるので、衝突するギリギリでタップして飛び込ませるという、よく考えたら相当危険なゲーム

男性がストライプのシャツ、女性が白のノースリーブを着ているのも原作に準拠(?)

タイミング良くタップしてトラックのギリギリに止まれれば、「僕は死にましぇん、あなたが好きだから!」と告白成功となる。この距離を競うわけだ

いやに反射神経が鍛えられるトレンディアプリ

 以上のようにとてもシンプルな内容なのだが、それゆえに反射神経がカギとなる。「スタート!」の表示が出てから、トラックが出てくるまで若干時間がかかるので、ゆったり構えていると、トラックが走ってきてからの反応が間に合わない。かといって焦ってしまうと、速く飛び出してしまい、得点が低くなりがちになってしまう。可能な限りトラックを引きつけないことには、命がけの告白が伝わらない……ということなのだろう。

 とにかく遊び方が簡単なので、時間つぶしにはもちろん、飲み会や合コンでのコミュニケーションアプリとしても機能するかも。30代以上の人なら、プレイ画面を見せるだけで大受け間違いなしだ。愛の告白とは言わないまでも、何かの許可を求める際に、本アプリで成功すればOK、失敗すればNGという、一種のジョークアプリ的な使い方もアリだろう。

 ハイスコアを叩き出せば、あなたにも「SAY YES」(CHAGE and ASKA)のイントロが聴こえてくるに違いない……。

飛び出すタイミングが遅いと当然トラックにはねられゲームオーバー。女性があきれて帰ってしまうのが悲しい

また、焦って速く飛び出してしまうと、女性に行動の真意が通じず低得点になってしまう。プロポーズへの道は険しい


このアプリをオススメする覆面:ニッシーさん

 リア充という言葉もなかった当時は、若い世代はみなトレンディドラマに憧れていたもの。その名シーンを再現したアプリとなればやらないわけにはいかない。今時の10代や20代もこのシーンだけは知っていると思うので、合コンの際のネタにも使えるぞ。それにしてもこういうアプリを遊んでいると、本編をもう一度見返したくなってくる。DVD-BOX買おうかなあ……。

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