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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第49回

スマホとケータイ、どっちを選ぶ? あらためて比較した

2012年07月02日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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スマートフォンは通信速度がケータイの10倍!?
PC向けウェブサイトを見るならスマホ

 通信速度に関しては、XiやWiMAXといった高速通信に対応していないケータイは理論値の時点で負けている。

  規格値(下り) 横浜駅前 東京駅 川口駅前
ケータイ ドコモ「F-02D」 7.2Mbps 0.12Mbps 0.37Mbps 0.36Mbps
au「F001」 9.2Mbps 0.3Mbps 0.16Mbps 0.35Mbps
SB「PANTONE 4」 7.2Mbps 0.34Mbps 0.2Mbps 0.2Mbps
スマートフォン ドコモ「Xperia acro HD」 14Mbps 2.35Mbps 4.09Mbps 2.09Mbps
au「URBANO PROGRESSO」 40Mbps 2.08Mbps 2.51Mbps 7.54Mbps
SB「104SH」 21Mbps 3.77Mbps 3.36Mbps 2.5Mbps

 スマートフォンの多くが高速通信、3Gでも下り最大14Mbpsといった高速規格に対応している。しかし実測値ではどうだろうか。そこで回線速度を測定するサイトBNRスピードテスト(http://www.musen-lan.com/speed/)を使用して、最速値を調べてみた。スマートフォンでは「画像読込み版」を、ケータイでは「携帯電話用スピードテスト」を使い、3回計測し、その最速値を掲載している。なお携帯電話用スピードテストは「下り・上り」の選択は不可なので計測数値をそのまま、スマートフォンでは下りの最速値を載せた。

ケータイサイトを見ている限りは、通信速度はさほど気にならないが、テストで測定するとスマホの方が断然速い

 計測場所は神奈川県の横浜駅前、東京駅のホーム、埼玉県の川口駅前の3か所。すべて平日昼間の時間帯に行った。計測方法が違うとはいえ、あまりにも明確な差が出た。ケータイは100~300kbps台。スマートフォンなら2~3Mbpsとほぼ10倍の速度。URBANO PROGRESSOにいたってはWiMAXの圏内ということもあって、川口駅前で7Mbpsを超えた。

 もちろん通信速度が遅くても、ケータイサイトを見る分には問題ない。しかし、モバイル端末でPC向けサイトを当たり前に見る時代になった現状では物足りなさを感じる。

 ASCII.jpのサイトを表示した場合、大画面で高解像度なスマートフォンはトップページを一度に全画面で表示できるのに対し、ケータイのPC向けサイト用のブラウザーではASCII.jpのタイトル周りを表示するにとどまる。スクロールするのも面倒だし、ケータイの画面操作のぎこちなさを感じる。PC向けのウェブサイトを見るのであれば、必ずスマートフォンを選ぶべきだ。

ケータイのフルブラウザーはあまり進化していないので、PC向けサイトを見るならスマホ以外の選択肢はないだろう

文字入力、カメラの動作にも明確な差

 ケータイのテンキーを使った文字入力とスマートフォンのフリック入力の速度だが、これは慣れ次第ではあるのだが、ある程度慣れてくると、クリック回数が少ないフリック入力が有利だ。

 今回は「お世話になっております。明日の予定ですが13時を16時に変更です。よろしくお願いいたします。」という文章をメールの新規作成画面に打つ。その時間を3回計測して最速値を掲載した。

●ケータイ
ドコモ「F-02D」1分26秒
au「F001」:1分23秒
ソフトバンク1分22秒

●スマートフォン
ドコモ「SXperia acro HD」:55秒
au「URBANO PROGRESSO」:50秒
ソフトバンク「104SH」:46秒

 ケータイが1分20秒程度なのに対し、スマートフォンが50秒前後と30秒ほどの差がついている。もちろん予測変換を使えば一気に入力時間は短縮できるが、それはスマートフォンも同様だ。特にケータイでは「何度も押す」「押し過ぎて、もう一度押し直し」といった入力ミスがあると時間がかなり失われる。フリック入力の場合は「何度も押す」必要が無いので誤入力があっても修正が早い。

慣れの差はあるが、キーを何度も押さなくていいフリック入力の方が速度的には上回りそうだ

 さらに、スマートフォンのハードウェアの進化は急速で、操作方法以外の部分でもケータイを引き離している。特にそれを感じるのがカメラだ。

 画質や機能の問題よりも、一枚撮影してからの保存、次の撮影までの動作が圧倒的にスマートフォンがスムーズで早い。また大容量の内蔵ストレージかメモリーカードが標準的なスマートフォンでは、撮影後の画像を「保存するか否か」を選択するメニューは通常表示されないし、オートフォーカスの動きもとても速い。スマートフォンのほうが明らかにスピーディーな撮影が可能だ。

当初はハイエンドケータイに比べて、カメラの機能が貧弱だったスマホだが、最近ではほぼ同レベルになった。さらにレスポンスの速さやアプリでの撮影も可能なスマホの方がすでに上だろう

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