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PLEXTOR「PX-512M3P」

MacのHDDをSSDに換装! スッゲー速いPLEXTORのSSD

2012年06月30日 11時00分更新

文● 藤山 哲人

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WindowsがサッパリのMac信者にもできる
EaseUS DiskCopy Home Editionでのクローニング

 ここではWindowsがサッパリだけど、WindowsとデュアルブートにしているシステムディスクをSSD化したいというMac信者のために、普段のASCII.jpより手厚くやさしく説明していこう。

1)Windowsマシンでソフトをダウンロード

 EaseUSのWebページ(http://www.easeus.com/)にアクセスして、「Products」-「EaseUS Disk Copy」を選ぶ。そのページ中にある「EaseUS Disk Copy Home Edition - Freeware」を選ぶと、次の画面が表示される。

右下の「Free Download」をクリック

 ここで右側の「Get It Now」という枠内にある「Free Download」をクリック。

2)CNETのページから「Download Now」をクリック

 ページはEaseUSからCNETに切り替わるので、次の画面から「Download Now」をクリックして、「実行」またはいったんダウンロードしたものを実行する。

Internet Explorerが表示する「実行」「保存」のダイアログボックスからどらかを選ぶ

3)CNETのインストーラが起動したら「Next Step」をクリック

 この画面では「Next Step」をクリックするだけ。

「Next Step」をクリック

4)余計なものをインストールされないように選択

 既定では、よくありがちなWebブラウザのツールバーの拡張機能や、ホーム画面、デフォルトの検索ページなんかを書き換えてしまうので、「Advanced Installation」を選んで、その下のチェックをすべて外す。

この状態にして「Next Step」をクリック

5)このソフトも不要なのでインストールしない

 つい「I accept」を選んでしまいたいが、これやっちゃうと余計なソフトをインストールされるので「I do not accept」を選ぶ。

「I accept」を選んでしまいそうになるが、「I do not accept」を選んでも次に進める

6)最後に「Inatall Now」ボタンをクリック

 いろんなトラップをさけてようやくインストール開始。インストールが終わると自動的にEaseUS Disk Copy Home Editionが起動する。

インストールされるのは、実は余計なソフト群で(なんと!)EaseUS Disk Copy Home EditionはPCにインストールされない状態で起動する

7)生のCD-Rを用意しブート可能なEaseUS Disk CopyをCD-Rに焼く

 通常は中央の「CD/DVD」を選んで「Proceed」をクリックすると、自動的にブート可能なEaseUS Disk Copy Home EditionがCD-Rに焼かれる。またCD-Rのライティングソフトは不要なので、かなり便利だ。

3分ほどするとEaseUS Disk Copy Home Editionが焼きあがる

8)PCの電源を切ってMacの中にあったHDDと
取り替えるSSDを接続

 まずはPCの電源を切って、写真のような感じでHDDに電源とSATAケーブルを接続する。Mac信者でもさほど難しくないと思うが、不安な人は詳しい人にやってもらうことをオススメする。

PC側のSATAコネクターは、CD-ROM用に1つ、転送元のHDDに1つ、転送先のSSD用に1つで計3つ必要。コネクターの空きがない場合は、一時的にPCに接続されていたHDDのSATAケーブルを外せばいい

9)焼きあがったCD-Rをドライブにセットして
CD-ROMドライブからシステムを起動

 フツーに使っているWindowsならCD-Rをセットして電源を入れればCD-ROMのEaseUS Disk Copy Home Editionが起動する。もしWindowsが起動してしまうようなら、詳しい人にCD-ROMから起動するように設定してもたらうといいだろう。

CD-ROMから起動するとこの画面が表示される。「Start Disk Copy X.X」を選んで1、2分ほど待っていよう

10)EaseUS Disk Copy Home Editionが起動

 起動したら「Next」ボタンをクリック。すると画面が切り替わるので「Disk Copy」を選んで「Next」をクリックする。

左が起動画面、右の画面でDisk Copyを選ぶ

11)ディスクが複数つながっている場合は
右下の情報を見ながら転送元と転送先のディスクを選ぶ

 接続されているディスクがすべて表示されるので、転送元と転送先のドライブを選ぶ。もし同じような名前があって分かりづらい場合は、転送元と転送先のドライブ以外を一時的に外して再起動するといいだろう。ドライブを間違えると大変なコトになるので、慎重に。

転送元のドライブは東芝のドライブ(右下参照)、転送先はもちろんPLEXTERのSSDだ

12)転送元と先のドライブの確認画面が表示されるので
「Proceed」でクローニング開始

 ディスクを確認して「Proceed」ボタンをクリックすると、クローンの作成が始まる。

Souce diskは転送元のドライブ、Destination diskは転送先のドライブを示している

クローン作成中はこんな画面が表示される。500GBのディスクだとおよそ1時間半かかる

13)クローンの作成完了

 クローンの作成が終わると左側の画面が表示される。転送元と転送先のディスク容量がまったく同じだと、まったく同じものが作られるが、転送先のディスク容量が多い場合は「未割り当て領域」ができる。

クローン完了。次の未割り当て領域を確認する必要はないが、転送先の容量が転送元より大きい場合は、末尾に未割り当て領域が作られる。あとからMacなりWindowsなりの領域にするといい

Windowsの「コンピュータの管理」で、転送先のディスクの中身を確認しているところ。上段が転送元、下段が転送先の状態を示している。グラフは割合で表示されるので容量が違って見えるが、数値を見るとまったく同じものが作られ、余った部分は黒く未割り当て領域になっている

14)MacのシステムドライブをコピーしたSSDを
MacBook Proに取り付ける

 HDDを取り外した逆の手順で、SSDをMacの中にセットしてうまく起動するかチェックしよう。これまでどおり「Option」キーを押しながら電源を入れれば、MacのシステムとWindowsのドライブの選択画面が表示され、どちらかを選べば、以前の環境そのままに起動する。

「Option」キーを押しながらMacの電源を入れると起動ディスクの選択画面が表示される

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