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CoolerMaster「TPC 812」

ベイパーチャンバー採用のCPUクーラーが近日デビュー!

2012年06月26日 23時17分更新

文● 増田

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 「自作PC用のCPUクーラーとしては世界で初めてバーティカルベイパーチャンバーを搭載した」というクーラーマスター製の「TPC 812」が近日発売予定となっている。

バーティカルベイパーチャンバー+ヒートパイプのサイドフロー型CPUクーラー「TPC 812」

 サイドフロータイプの同製品は、バーティカルベイパーチャンバー+ヒートパイプのデュアル熱移動技術を採用するのが特徴のCPUクーラー。
 銅製のベース部からU字に延びた2枚のバーティカルベイパーチャンバーは内部が空洞になっている板状で、空洞部分には冷媒となる液体を封入。冷媒は熱くなると気化して熱を奪い、冷えると液化して熱を放出する仕組みだが、この繰り返しによって熱を移動するという。加えて6本のヒートパイプと合わせて運用することで、より熱処理の性能を向上させるのを特徴としている。

2枚のバーティカルベイパーチャンバーを採用。搭載ファンは120mmタイプで、回転数は600~2400rpm、風量は19.17~86.15CFM、騒音値は19~40dBAというスペック

 搭載ファンは120mmタイプで、回転数は600~2400rpm、風量は19.17~86.15CFM、騒音値は19~40dBA。サイズは138(W)×103(D)×163(H)mm、重量約978g。対応ソケットはLGA 2011/1366/1156/1155/775、Socket FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2。予価は9000円前後の予定となっている。

銅製のベース部からU字に延びた2枚のバーティカルベイパーチャンバー。今までVGAなどで採用例はあったがCPUクーラーでは初めて。その冷却パフォーマンスも気になるところだ

【取材協力】

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