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住友商事、ジュピター株50%を海外ファンドに譲渡

2012年06月25日 00時38分更新

記事提供:通販通信

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 住友商事は6月22日、同社子会社であるジュピターショップチャンネル(JSC)の株式50パーセントを、ベインキャピタルグループが日本国内に設立する特別目的会社に譲渡すると発表した。

 JSCは、1996年の創業以来一貫して増収を続け、現在では4000億円の国内テレビ通販市場において約3割のシェアを占めるテレビ通販事業者。

 ベインキャピタルは、米国・欧州・アジアを中心とした世界各国で総額600億ドル(約5兆円)を超える運用資産を持つ、大手プライベート・エクイティ・ファンド。1984年の創業以来、多くのプロフェッショナルが事業運営を現場レベルで支援し、その海外ネットワークを活用した成長戦略で、多数の企業をバリューアップした実績を有している。

 住友商事は、引き続きJSCを「マルチチャンネル・リテイル戦略」の中核事業と位置付け、JSCを中心とした同社リテイル事業の一層の収益基盤拡充を目指す。また、ベインキャピタルの知見・全世界に亘るネットワークを導入することにより、顧客基盤の拡充、コスト競争力の強化、海外展開の促進など企業価値向上を目指す。

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