エスコンピュータが開発したソフトウェアをライフボートが販売
Windows ServerをUSBでロック「USB HardLcoker 4 Server」
2012年06月25日 06時00分更新
6月22日、ライフボートはUSBデバイスを鍵とするWindows Server用不正操作防止ソフト「USB HardLcoker 4 Server」の発売を発表した。
USB HardLcoker 4 Serverはエスコンピュータが開発した製品で、操作制限や外部デバイスの使用制限、利用ログの収集、データの暗号化の機能などを搭載する。制限解除には市販のUSBデバイスが利用可能で、施錠された状態でログオンしてもただちにスクリーンロックとなり、操作が一切できなくなる。そして、事前に登録したUSBデバイスを接続するとスクリーンロックが解除される。セーフモードで起動しても、ロック可能だ。
ログ収集の対象は、解錠と施錠、ログオンとログオフ、ハードウェアの追加と削除、ファイルアクセス、インターネットアクセス、キーボード操作、ウィンドウ、プロセス起動。ログファイルは暗号化されており、管理者登録をした鍵で解錠せずに参照することはできない。

「USB HardLcoker 4 Server」のログ機能
データの暗号化は、内蔵HDDの空きスペースに鍵がないと見えない領域(秘密領域)を作る機能。秘密領域は暗号化され、登録された鍵により開錠された時にだけ、仮想ドライブとしてアクセス可能となる。

暗号化領域を作成しデータを守る
価格は、シングルライセンス版が4万8000円、2ライセンス以上のボリュームライセンス版が単価4万円からとなる。
