スマホの機能を徹底チェック　最強スマホ＆サービスはコレ！ 第48回

絶対使うスマホのロック画面を、操作性や機能で徹底比較

ドコモは多数の機種でロック画面を共通化

　ドコモのスマホは、ホームUIはメーカー独自のものであっても、ロック画面は共通の機種が多い。このタイプは夏モデルでさらに増えている。

時計部分が左右にフリックでき
アプリや機能に直接アクセスできる「Xperia acro HD」

　まずは「Xperia acro HD SO-03D」は、独自のロック画面を採用。下写真の時計部分が左右にフリックでき、右にフリックすると音楽操作、左でショートカットアイコンにアクセスできるようになっている。

ロックを解除するのは画面下部のスライダーだが、時計部分もフリックでき、音楽機能の操作やアプリの起動が可能

　ロックを解除するための操作は画面下部で左から右にフリック操作する。左から右へがロック解除だが、右から左へはサウンドのオン／オフを切り替えられる。

　ちなみにアプリメニュー（アプリトレイ）で「設定」→「画面設定」と進むと「ロック画面設定」があり、アプリケーションのショートカットとして配置できるアイコンが選べる。さまざまなアプリが対応しているが、配置できるのは最大4個まで。またロック画面に通知できる情報として不在着信、spモードメール／Eメールの新着、メッセージの新着、カレンダーの予定表示がある。

ドコモ共通のロック画面も
夏モデルで実は進化していた

　夏モデルの「AQUOS PHONE st SH-07D」は、ロックボタンをタップして解除するドコモ端末共通のものだ。このタイプのスマホはマチキャラがインフォメーションを表示してくれる。

　ロック画面からショートカットで起動できる機能としてカメラアプリがあるが、その横の着信／spモードメールのアイコンは通知のみでショートカットにはなっていない。

　便利なのは「通知バー」が開くことができる点だ。シャープ製スマホの通知バーはWi-FiやGPSのオン／オフなど、可能な操作が多い。またロック中に側面にある音楽再生ボタンを短押しすると、音楽プレーヤーを起動し、操作が可能だ。これは音楽プレーヤーとしての利用を重視したAQUOS PHONE stならではの機能である。ホームUIは夏モデルのシャープ製スマホで採用されている「Feel UX」も利用できるが、その場合もロック画面は変わらない。

夏モデルでさらに強化されたドコモスマホ標準のロック画面。カメラの機能が可能になったほか、通知領域をこの画面で引き出せる。さらにロック画面で音楽の操作もできる

　春モデルの「MEDIAS LTE N-04D」はよく似たロック画面。解除はタップで可能だが、通知バーは開かず。カメラ機能へのショートカットもない。「ARROWS μ F-07D」も同じだ。

　「PRADA Phone by LG L-02D」はプラダとのコラボモデルだけあって、独自のロック画面。一瞬どうやって解除すればいいかわからないほどシンプルだ。実際は下から上へフリックすれば解除できる。ただし他の機能に特別なものはない。ただし、不在着信などがあれば通知が文字で出る。

春モデルまでのドコモスマホ標準の画面

PRADA Phoneは潔いシンプルさ