クアッドコアも! ハイスペックが魅力
富士通
富士通は2012年、東芝との合弁だった富士通東芝モバイルコミニュケーションズを完全子会社化し、富士通モバイルコミニュケーションズに社名を変更。現行の端末はすべて富士通ブランドになった。
富士通東芝は実質的にau向けで、富士通はドコモ向けの製造を担当しているなど、多少複雑な傾向があるが、ブランドとしては「REGZA Phone」と「ARROWS」の2種類のシリーズを抱えている。
REGZA Phoneは、2010年12月のドコモ向け「T-01C」で始まり、11年2月のau向け「IS04」(7月には「I04FV」)、同年9月には「IS11T」でスライド式のQWERTYキーボードを搭載。11月にはドコモ向け「T-01D」が登場した。最新機種としてはドコモから「T-02D」が今夏モデルとして予定されている。
ARROWSは、11年10月の「ARROWS Tab LTE」からスタートしたスマートフォンブランドで、11年11月には女性向けの「ARROWS Kiss」(ドコモ)、11年12月には「ARROWS X LTE」、au向けでは初の富士通ブランドのスマートフォンとして「ARROWS Z」が登場。
今夏はハイエンドのクアッドコアで勝負!
今夏モデルでは、ハイエンドモデルとして「ARROWS X」(ドコモ)、「ARROWS Z ISW13F」(au)、「ARROWS A」(ソフトバンク)の3機種を各社に提供。ARROWS Aをのぞいて今夏の国内モデルでは唯一のクアッドコアCPUを搭載したスマートフォンだ。XiやWiMAX、ULTRA SPEEDといった高速通信をそれぞれサポートするなど、とにかくハイスペックを追求したモデルになっている。
これに加えて、ドコモ向けには女性向けや低価格モデル、コラボレーションモデルなど、ARROWSブランド以外も含めて多彩なラインナップを用意しており、さまざまなモデルから選ぶことができるようになっている。過去には不具合が多発するなどの問題が出た機種もあったが、今夏のフラッグシップモデルは各キャリアの「最高スペック」と言っていいだろう。
次回予告:後編は今回紹介しきれなかったメーカーが登場!
現在、日本で購入できるスマホを発売しているメーカーを紹介したが、まだまだ紹介しきれていないメーカーももちろんある。後編ではNECやパナソニック、LGエレクトロニクスやHTCなどを解説していく。
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